サーフ投げ釣りで15cm頭にキス24尾【三重・阿漕浦海岸】キス接岸は若干遅れ気味?

サーフ投げ釣りで15cm頭にキス24尾【三重・阿漕浦海岸】キス接岸は若干遅れ気味?

三重県津市の阿漕浦海岸へキス狙いで釣行してきた。今年は例年にも増してキスの接岸が遅れているようだ。最近になってやっと三重県側の伊勢湾の沿岸でも、少しずつキスの情報が入ってくるようになったので、そろそろ釣れ始めるのではと思い釣行した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・横山准司)

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海釣り 投釣り

阿漕浦海岸でキス投げ釣り

ゴールデンウイークが終わり、混んでいた観光地も普段と変わらない状態に戻った。連休中にキスの釣れ具合を見に、数回地元の伊勢湾沿岸に出向いたが、今年は例年にも増してキスの接岸が遅れており、あまり良い釣果を得られなかった。

今回5月13日、時間が取れたので三重県津市の阿漕浦海岸へ釣行してみた。今年初めての阿漕浦だ。

この日は天気が下り坂であまりいい条件とは言えないが、出かけてみた。当日の天気は曇り後雨、向かい風がかなり強くなる予報だ。

潮は小潮、満潮が午前11時47分、干潮が午前6時43分。この海岸は遠浅の海岸で、少し奥まった地形をしている砂浜なので、若干キスの接岸が遅れることはあるが、今年はかなり異常と言えるのではと思う。最近になってやっと三重県側の伊勢湾の沿岸でも、少しずつキスの情報が入ってくるようになったので、そろそろ釣れ始めるのではと思い釣行してみた。

当日の仕掛け

当日は午前中が勝負と思い、午前3時半に起床し現地には5時過ぎに到着した。

車を止めて道具を出す前に護岸に上り、海岸を見渡すとキス釣りをしている人がいないようだ。状況が分からないので、取りあえず左側の防潮堤の工事をしている方へ向かって歩き、矢板のある所の手前で釣り座を構えた。今のところ風は弱く、波はほとんどない。

今回の仕掛けは遊動式で、自作の発泡オモリ25号、競技キス4号の8本バリで様子を見る。

サーフ投げ釣りで15cm頭にキス24尾【三重・阿漕浦海岸】キス接岸は若干遅れ気味?当日の阿漕浦海岸の様子(提供:週刊つりニュース中部版 APC・横山准司)

シーズン初めでキス単発

1投目は5色半へ投入。イトフケを取り、探りを開始すると、仕掛けがアマモの中に入ったようで思うように引けず即回収。少し左寄り4色半に投げ直して探りを開始した。

仕掛けをナジませ、ゆっくりとキスのアタリを待ちながら探り続ける。すると3色半ほどで、弱々しいアタリが出た。連掛けを狙ってみたが、追加のアタリはないまま1色を残して回収。ピンギスが1匹掛っていた。活性は高いようで、ハリをのんでいる。

3投目は5色半へ投入してみた。少し様子を見てから探りを開始。シーズン初めでキスが少ないようなので、探るテンポを少し遅くして誘いながら探っていると、4色半ほどでアタリが出た。やはり型は小さいようだ。追い食いを狙い、探る速さに変化を付けて追加を期待していると、しばらくしてアタリが出た。2回目のアタリが出るまで長かったので、群れてはいないようだ。

その後も単発だが、時折キスが掛かってくる。やはり型はピンギスばかりだ。アタリがなくなったので矢板の前に移動。アマモが気になったが、6色半へ投入した。探り始めると、海藻に仕掛けが引っ掛かる様子はなく引くことができる。

2色残しまで探ってみたが、アタリは出なかった。その後数投したが、コッパカレイ、メゴチ、ハゼでキスがいない。

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