ボートショー2023で、魚探で有名なHONDEX(ホンデックス)ブースへ訪問。同社の広報である中島志穂さんに色々と話を伺ってきました。新たに加わった機能や、ホンデックス製魚探の特徴などを紹介。魚探購入時の何らかの参考になれば幸いです。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター岸本真彦)
ホンデックス
ホンデックスとは、本多電子株式会社のマリン製品のブランドで、歴史は古く、1956年に世界初のトランジスタポーダブル魚群探知機を開発し販売した会社です。魚群探知機以外に超音波医療診断装置なども現在は作っているそうです。
本社は愛知県の豊橋市にあります。豊橋市とは自動車産業を中心にモノづくりの街でも有名なところです。
中島さんにインタビュー
インタビューさせていただいた中島さんは、元々は営業で入社されたそうで、どこに配属されるかわからない状態でマリン業界に配属されたそうです。
釣りも未経験でボートなどにも乗ったことがなく、全くマリン業界は知らなかったそうですが、今では魚探のエキスパートで海上実験等も行うほど。私の質問になんでも答えていただき、とても明るく素晴らしい人でした。
ボンディング液晶とディープ機能
ミニボートで使っている人が多いモデルのPS-611CNと2022年発売のPS-611CNⅡの違いについて教えていただきました。
ボンディング液晶
まずPS-611CNⅡから対応しているボンディング液晶とは何か質問しました。液晶とカバーガラスを特殊技術で張り付けることで空気層を無くし、見やすくなった液晶画面のことだそうです。
従来のモデルですと遮光フードをつけないと見方によってはかなり見辛かったですが、ボンディング液晶対応のPS-611CNⅡからはどの角度からでも綺麗に見えるようになり視認性が大幅にアップしたとのことです。
ディープモード
次に気になったのは、PS-611CNⅡで追加されたディープモード機能です。振動子TD25を接続することで従来機種では対応できなかった深い水深まで対応でき、ワンタッチで周波数が変更できるようになったそうです。
その他、ワカサギモードではワカサギ釣り専用振動子TD08を接続することで小型初の7周波の選択が可能になり、ドーム船などで他の振動子との混信を低減できるそうです。