ボートルアー釣行でカイワリにイトヨリ【静岡・伊東】 ジグサビキ仕掛けが的中

ボートルアー釣行でカイワリにイトヨリ【静岡・伊東】 ジグサビキ仕掛けが的中

2022年12月、穏やかな天気が続く中で静岡県伊東市宇佐美の海を、サッパ船に乗って楽しんできた。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター無道寺辰哉)

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無道寺辰哉

伊豆エリアを中心にソルト・リバー・レイクのフィールドを釣り歩いています。青嵐ルアーフィールドスタッフ。

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船釣り ボート釣り

うさみボートクラブ

ボートは「うさみボートクラブ」の5馬力船。手軽に遊べる要船舶免許の和船が揃えられている。

10分ほど航行した辺りから20mライン、さらに10分ほどで80mラインまで到着するエリアだ。

当日のタックルとルアー

当日のタックルは、WORLD SHAULAにScorpionMD。伊東市宇佐美の海は、お手軽なバーサタイルタックルで十分楽しめる。サッパ船ではあまり外まで出られないので、あまりハードなタックルは必要ない。

80mラインでアマダイやカイワリ狙いであれば、PE2号が200m以上収められるスプールが必要。ScorpionMDは300m以上のラインキャプを誇るため、使い勝手の良いリールだ。カルコンのような丸型よりも、ロープロの方がやり取りもしやすい。WORLD SHAULAは、エクステンションバットとのセットでジギングロッドに変化できる。グラスロッド並みに曲がり込むカーボンロッドは、事故的な大物とのファイトでも粘り強く抜け切れる信頼感が頼もしい。

ボートルアー釣行でカイワリにイトヨリ【静岡・伊東】 ジグサビキ仕掛けが的中使用したタックル(提供:TSURINEWSライター無道寺辰哉)

ルアーは「SR-RW」

リアウェイトジグとなる「SR-RW」は、20g・30g・40g・60gのサイズ展開となっている。キャストでも安定した姿勢で距離を稼げるので、ショアジギングでも十分に力となってくれるだろう。

ボートルアー釣行でカイワリにイトヨリ【静岡・伊東】 ジグサビキ仕掛けが的中使用ジグとジグサビキ(提供:TSURINEWSライター無道寺辰哉)

ジグサビキで挑戦

今回は3本枝のジグサビキ、カマス用のフラッシャー付きで縦の釣りを楽しんだ。比較的波の影響を受けづらいため、フリーフォールでもまっすぐ海底へと向かってくれる。

カラーチョイスは定番の「アカキン」だ。20mラインではブルピン、40mを超えてくるとアカキン、曇りがちならグリーン系がおすすめとなる。

イトヨリから登場

オフショアのジギングでは定番のワンピッチジャークで誘い続ける。80mラインでのフリーフォール中、ひったくるような反応からの激しい叩きがあった。巻き上げ中は暴れるそぶりは見せず、動画に収められなかったイトヨリが浮き上がってきた。見事にフロントフックが掛かっていたのを見るに、アシストフックのフラッシャーが気になったのだろう。

美味魚カイワリ手中

更に釣り続けると、今度はボトムから20mほど巻き上げたところでバイト。横に走る感じから青物を感じた。しかし引きは弱い。ヤズやショゴでももう少し手応えがあるため、アジ系の予感が見事に的中。カイワリだ。宇佐美のカイワリは小さくても脂が乗っていて旨い。いいおかずができた。カイワリはサビキへのヒットとなった。

ボートルアー釣行でカイワリにイトヨリ【静岡・伊東】 ジグサビキ仕掛けが的中カイワリ登場(提供:TSURINEWSライター無道寺辰哉)

良型サバで納竿

そろそろ帰港時間となる直前、ルアーを回収しようとしたところに激しい衝撃が走った。間違いなく青物の走り方……だが、頭は全く振る感じがない。回収直前だったため、ファイトもそこそこに上がってきたのは良型のサバ。予想の中で一番残念な釣果だった。小さくてもカツオあたりが上がってくれればと期待していたが、まぁこれも楽しい1尾となった。

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