今回は筆者得意分野の数釣りである『ワカサギ釣り束頭達成』となったこれまでの経緯(後半)を紹介しよう。筆者が感じる数釣りの魅力と極意も併せて解説してみたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
ワカサギ釣り束頭とは
そもそもワカサギ束頭とは単純にワカサギ釣りで『竿頭を100回獲る』ということである。とはいえ私も束頭を達成するに費やした時間は8シーズン掛かった。ちなみに束頭達成時の『総釣行回数149回年平均18.6回釣行』という数字の中である。筆者的年間釣行回数は『リーマンサギ釣師』としては少ないほうであるが満足感は非常に大きかった。
ワカサギ釣り竿頭とは
ちなみに竿頭というのは、釣行した湖で当日1番ワカサギを釣った者に与えられる称号である。その際に竿頭獲得した船宿HPに写真・名前・釣果などが掲載される。もちろん船宿によってHPナシの釣り場もあったりするが、現在は『数だけでなく重量も計測してくれる』ところが普通になりつつある(重量が伴うことは船宿釣果報告として最重要)。なので、数釣師にとってはこれ以上なく嬉しい称号となるのである。
ワカサギ釣り竿頭51~100回獲得まで
竿頭獲得50回目を到達したころ、経験値的にそろそろ腕試しだとついにワカサギ釣りトーナメントへ出場。山中湖で100人規模のワカサギ釣り大会で、ドーム船6隻が集まるオーナーカップだ。
第2回大会2018年開催は93人参加、第3回大会2019年開催は97人参加と2年連続で私は山中湖オーナーカップへ参加した。結果的に私の参戦結果は、『第2回大会しゅうすいや1号竿頭上位入賞、第3回大会ジュピター竿頭3位入賞獲得』となった。
その後は、各地で十束釣果を狙いつつも各湖爆釣時期を見定めて好釣果狙いをしていき船宿シーズンレコード樹立など、満足の行く結果を出していくことになる。
1.竿頭51~60回
前述通り第2回山中湖大会で狙い通り竿頭を獲った後は、お初の津久井湖沼本ボートワカサギ釣りへ行き、2019年1月28日817尾、2019年3月14日636尾と大漁釣果をだした。そして精進湖湖畔荘ボートワカサギ釣りでは625尾、平成ラスト釣行となった山中湖しゅうすいやドームワカサギ釣り釣行で649尾と好釣果連発となり、翌シーズン突入する。
そして2019年11月11日沼本ボートシーズンレコードとなる1305尾を釣り、第3回山中湖大会でも竿頭達成と順調に竿頭を重ねていく。
2.竿頭61~70回
そして2020年となり相模湖柴田ワカサギハウスや河口湖さかなやドーム桟橋など新調されたドームへ釣行する。さらに2020年3月2日河口湖さかなやで1654尾6800gと重量自己記録更新。1週間後にボートで1195尾と2月~3月にかけてはさかなやワンドが絶好調で、爆釣を楽しませてもらえた。
3.竿頭71~80回
2020‐2021シーズンが始まり、山中湖・津久井湖・精進湖にてボート釣り中心に釣行していくと、津久井湖では5釣行中の自身釣果が464~1002尾と爆釣連発。2021年2月22日には精進湖湖畔荘で1007尾2100gの十束釣果を記録。河口湖さかなやドームでも寸止め20束となる1938尾を釣り、爆釣時期を効率的に狙うことで釣行回数をカバーできる総合釣果を稼ぐことに成功した。
4.竿頭81~90回
2020‐2021シーズン終盤に差し掛かるころ、2021年4月12日に西湖釣舟白根へ釣行すると1117尾7200gの重量自己記録更新となった。そして2021-2022シーズンでは、河口湖・精進湖・津久井湖で爆釣満喫となり、いかに釣れている時期を狙い打ちするかが重要だと悟る。
5.竿頭91~100回
ついに91回目となる竿頭は、河口湖さかなやドーム桟橋で「2088尾7400g」と水深13mポイントで、20束超え釣果を達成できた。その後は、津久井湖・河口湖で十束オーバーを数回交えつつ、99回目竿頭は西湖釣舟白根で2022年4月27日に自己記録更新となる2121尾7740gシーズンレコードと激釣を記録。そして記念すべき束頭は、2022年5月12日西湖釣宿丸美にて1522尾4645g爆釣で達成となった。
束頭達成を振り返って
後半戦含む『竿頭100勝までの成績』は以下の通りだ。『2018年12月12日~2022年5月12日』までの戦歴は62戦50勝12敗と前半戦とは違いそれなりに好成績であった。結果的に筆者束頭戦歴は【2013年12月30日~2022年5月12日149戦100勝49敗となり67.1%の勝率】で8年5ヵ月にわたるワカサギ釣りで上出来の結果となった。