庄幸丸でワラサ釣り
まだ暗い6時に、徳勝若船長さんの操船で出船。移動中に朝焼けを眺めながら、ポイントの勝山沖に到着です。
船長さんの指示ダナは上から60m。ハリスは6mなので66mまで落とし、そこから2mずつ3回に分けてコマセを強く振ってアタリを待ちます。
1投目からグングンと竿が優しく曲がり、アジが食いついたと確信。35cmほどの大きなアジが釣れました。その後も釣れるのはアジばかり。
でも、焦りはありませんでした。私はいつも船宿さんのホームページをチェックするのですが、「前半は食い渋り、移動後に食いが立つ」という文言を見つけていたからです。
移動後に狙い通り青物ヒット
移動のアナウンスがあり、次のポイントは水深75m。さらに気持ちを込めて、ていねいにエサのオキアミを付けました。すると、竿先が先ほどのアジとはまったく違うフワ~フワ~とした反応。船長さんの「きたよ、きたよ~アワせて」の掛け声で竿をグイーンとあおり、見事にヒット!
魚の引きが強すぎて、電動リールのスイッチを入れるのもやっと。ラインを勢いよく引き出す猛烈な力に、私の身体は海に落ちそう(笑)。お腹に竿尻をあてて、魚との格闘スタートです!
この日、初めてポンピングという動作を教わりました。魚が掛かったときに、竿先を上下しながらリールを巻いて魚を浮かしてくる動作のことです。竿先を持ち上げて魚を上へと引っ張り上げ、次の動作で竿先を下げると、下げたぶんのミチイトが巻き取られます。この動作を繰り返して、魚を上へ上へと引っ張り上げていくのです。