沖磯フカセ釣りで43cm頭に良型尾長グロ好捕 変化のある潮筋狙いが的中

沖磯フカセ釣りで43cm頭に良型尾長グロ好捕 変化のある潮筋狙いが的中

大分県佐伯市・米水津(よのうづ)の小浦港から功明丸で出船。大型尾長を狙い「サズリ」の磯に上礁、その釣行の様子をレポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・尾家伸之介)

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海釣り 磯釣り

「サズリ」の磯で大型尾長狙い

8月11日、父の正義、弟の豊治、松本政彦さんと私の4人で大分県佐伯市・米水津(よのうづ)へ釣行。今回、私たち親子3人は当番瀬の「サズリ」、松本さんは「沖黒のビロー下」で尾長(オナガ)を狙うことにした。

沖磯フカセ釣りで43cm頭に良型尾長グロ好捕 変化のある潮筋狙いが的中当日の釣り場略図(提供:週刊つりニュース西部版APC・尾家伸之介)

当日の仕掛け

午前4時、小浦港の功明丸で出船して釣り場へ。上礁後、すぐに父のまきエサと仕掛けを作り明るくなるまで待って、その間に私たちも準備をする。

まきエサはパン粉10kg、ボイル2角、オキアミ生1角を2回に分けて作る。仕掛けは大型尾長を狙うため、下図の通りタナ5mの半遊動仕掛けからスタート。

沖磯フカセ釣りで43cm頭に良型尾長グロ好捕 変化のある潮筋狙いが的中当日の仕掛け(提供:週刊つりニュース西部版APC・尾家伸之介)

幸先良く30cm超えヒット

明るくなり父から釣り開始。手前を流しているとアワセが入り、やり取りを始めたので見に行くと海面に現れたのはクロ、私がタモですくったのは30cm超えの尾長だった。まきエサを作る時は海水温が低く、朝マヅメは釣れないと思っていたので幸先良く釣れてホッとした。

沖磯フカセ釣りで43cm頭に良型尾長グロ好捕 変化のある潮筋狙いが的中正義さんは尾長38cmを手中(提供:週刊つりニュース西部版APC・尾家伸之介)

しばらく父の釣りを見ていると、ヒットパターンは「東クボ」側へ流れサラシの先端で仕掛けがなじむと、ウキが海中へ消えるアタリで単発的だが釣れる。

私たちも釣座へ入り釣り始めたが、まきエサを打つと海面がバシャバシャと騒ぎだし、1投目から20cmほどの尾長が釣れた。豊治も同様でキワ~沖まで小っ葉グロが湧いている。仕掛けやまきエサをずらしてポイントを変えながら狙うが、ヒットするのはリリースサイズのみ。うまくかわして仕掛けが入ると、イサキや大物がヒットするがバラシ。

朝マヅメ、私と豊治は不発。父だけが良型尾長を釣っていた。私は潮が変わるのを待ち、また日が昇り暑くなったので日陰で仮眠。その間、父は釣りを続けていたがアタリはなかったようだ。

潮の流れ変わり40cm級ヒット

しばらくして潮の流れが変わったようで釣り始めるが、流れが安定せず手前へ寄ったり右へ左へと流れたり釣りづらい中、ヒットするのは小型ばかりで集中力もなくなってきた。

しかし、豊治は遠投で投入点を変えてヒットさせている。サオが大きく曲がるやり取りを楽しみ、タモへ入ったのは40cm級の良型尾長だ。

沖磯フカセ釣りで43cm頭に良型尾長グロ好捕 変化のある潮筋狙いが的中豊治さんに尾長39cm(提供:週刊つりニュース西部版APC・尾家伸之介)

時合いかと思われたが、その後はやはり小型ばかりだったので休憩と釣り場を休めるためにのんびり釣りをする。

昼食後、父の釣りを見ながらまきエサを打つと、「東クボ」側へ流れる潮となっており、サラシの先端付近へ流すとウキがスパッと消えるアタリでヒット。尾長のサイズは30~35cmだが、父は連続ヒットで強い引きを楽しんでいる様子。反対側の豊治も同型尾長を釣り上げている。

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