伊藤さとしのプライムフィッシング。テーマは「マッシュで大型を狙う」。オーラスは大型ゲットのコツ。それはテクニックでも何でもなく、釣り場に通うことだった。そしてそれは、すべての釣りに共通していると!
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース伊藤さとし)
「タイミングとポイント」に尽きる
さて、伊藤さん!いよいよこのコーナーもオーラスを迎えました。本当に長い間、ご苦労さまでした。
「こちらこそだよ。このコーナーを担当するようになってから、いいにしろ悪いにしろ(笑)現場でさまざまな人から声をかけてもらう回数が増えたからね」
悪いにしろとは聞き捨てならないですね(笑)。
「冗談だよ。でも本当にありがとう」
ステキに締めてもらって何なんですが、話をマッシュの大型釣りに戻しましょう。もういきなり核心に迫ってもいいですか?
「何よいきなり?いつだってせっかちな記者さんは、能書きはいいから答えを教えてよ、というタイプじゃない?」
でしたでした。では聞きますが、大型釣りで釣果を得るのに必要なことって何ですか?
「タイミングとポイント選定。あとはその釣り場に通うこと。これに尽きるよ。釣り方やエサなんか二の次と言ってもいいね」
釣り場に精通しよう
メーカーの肩書をたくさん背負っている伊藤さんがそんなことを言っていいんですか?
「だって本当にそうだもん。とくにポイントは大きなファクターだね。これを外すと、どんなに腕のいい釣り人でも大型を釣るのは難しい。だってウキの下に魚がいなければどうしようもないのだから」
では、その確率を上げるにはどうしたらいいのでしょうか。
「それが3つ目の釣り場に足を運ぶ、つまりは釣り場に精通するってことなんだよ。釣れなくてもめげずに何度も足を運べば、おのずと目が養われるし情報も入手しやすくなるからね」
季節や水位、天候などでポイントが変化しやすい釣り場では、なおさら通っている人が強いでしょうしね。
「あとは確率の問題かな。竿を出す回数が多いほど、魚に出会えるチャンスが増えるのも道理だろうからね」
つまりは、それがタイミングですね?
「そういうこと!たまたま行って、それがベストタイミングにぶつかるなんてこともまれにあるけど、やっぱり竿を出す回数が多い人ほどチャンスに恵まれる回数は多いはずだからね」