伊藤さとしのプライムフィッシング。テーマは「マッシュで大型を狙う」。オーラスは大型ゲットのコツ。それはテクニックでも何でもなく、釣り場に通うことだった。そしてそれは、すべての釣りに共通していると!
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース伊藤さとし)
釣り全般の極意
でもですよ、たとえば伊藤さんが大好きな亀山湖・片倉ダムを例にするなら、舟代だってかかるし遠方の人は交通費もかさむ。そう何度も通うなんて難しい人のほうが多いのではないですか?
「そこなんだよね。通うってことはそれだけお金がかかる。でもねボクのようにお金はないけど時間だけはあるって人なら、たとえば年券を買って入釣料を安く済ませるとか、帰りは混むから高速を使っても行きは空いているから下道で帰るとかすれば、それを舟代に回せる。竿や道具、それにエサだってそう。いい道具を使うに越したことはないけど、それが大型釣りに必要かって聞かれたらそうでもない。たとえばタマ網。ヘラ用の高級タマ網を大型用に特注したら、けっこうな料金を取られてしまう。でも何もヘラ用じゃなくたって間口の大きな網はいくらだって売ってる。たとえばバス用のネットとかね。そうやって切り詰められる所は削って、削れない部分にお金を回す。そうすれば1回分の舟代を捻出できるかもしれないじゃない」
何だか話が別の方向に進んでいるような気がします(笑)。でもそれって大型釣りに限った話ではなく、釣り全般に言えることですよね?
「バレた?(笑)。つまり最後に言いたいのは、釣り場に通ってほしいってことなんだ。それが管理釣り場でも野釣りでも何でもいい。こんな時代だからこそ、ヘラ釣りをもう一度盛り上げたい。いつでもどこでもボクはそう思ってるんだよね」
伊藤さん、ありがとうございました!
次回からは出演者がかわり、装いも新たに新コーナーがスタートします。お楽しみに!
<週刊へらニュース伊藤さとし/TSURINEWS編>
亀山湖
取材協力:亀山水産センター TEL=0439(39)2974