6月11日(土)和歌山県みなべ町の沖磯に鹿島丸渡船さんを利用して釣行してきました。小型のイサギと尾長グレに苦戦しましたが、沖の潮目狙いでキープサイズの良型をゲットできたので、その模様をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター中上雄介)
朝一の状況と作戦
渡礁した磯は、沖に独立してる一の島で、この地区では一級磯です。私自身、一の島は3~4年ぶりで2回目の渡礁でした。当日は5時に港を出船し、潮回りは大潮前の中潮で9時半前に干潮だったので下げ潮の時間帯でした。
6時前に釣り開始をしました。事前に、水深があると船長から聞いていたので、スタート時の仕掛けはXライナーロングレンジB 2.5ヒロからスタートしました。
ちなみに、今回利用した渡船は鹿島丸渡船さん。非常に穏やかで話のしやすい船長さんで船も安全運転でよかったです。
当日のタックルとエサ
当日使用したタックルとエサを紹介します。
タックル
竿:極翔 1.2号530
リール:BB-Xラリッサ2500D
道糸:銀鱗スーパーストロングXO1.5号
ハリス:トーナメントハイパーガイア1.7号
針:TKO5号
ウキ:XライナーロングレンジB
まきエサ
オキアミ:3kg×3枚
配合剤:イワシパワーグレスペシャル、グレパワーV9SP、超遠投グレ
さしエサ
生オキアミ
スーパーハードM
くわせオキアミスペシャルM
ボイル L
タックルはいつもと同じのを使いました。ハリスは尾長グレも釣れるとのこと1.7号に設定しました。まきエサの意図は集魚効果も狙ってイワシパワーグレスペシャルとV9 SPをチョイスしました。そして、遠投も視野に入れて超遠投グレも混ぜました。また、白色の配合を入れることで先打ちした際にどこに落ちたか見えるというのも私が好んで使っている一つの理由です。
小型の尾長とイサキが連発
始めに磯際にまきエサをまいてみるとエサ取りの姿はなく、竿1本先でスタート。潮の流れは終始、左→右に流れていました。
エサを投入すると仕掛けが馴染む前にウキが入り、釣れたのは小型の尾長グレでした。そして次から次に小型の尾長グレが釣れました。少し潮が速くなると次は小型のイサキが登場しました。
沖の潮目で良型イサキ3連発
釣り開始から1時間ほど経過したころに沖に潮目ができたので狙ってみると、ここでも同じタナで小型のイサキと尾長が連発。そこで、ここで仕掛けをかえました。ウキをゼクトα3Bに変更し、ウキ止めの位置も竿1本半に設定。深いタナを狙ってみることにしました。
まきエサも手前に4、5発、沖に1、2発と分離作戦に変更した1投目、本日初の大きく竿が曲がり、登場してくれたのは良型のイサキがでした。そこから同じポイントで3連発し、これから旬を迎えるイサキで私も大好物なのでとても嬉しかったです。
雨対策のマル秘アイテム
当日は10時ごろから雨予報でした。私は、フカセ釣りの際に必ず常備している物があり、それがグレパワー遠投です。理由は雨や波でまきエサがお粥状態になることがあるためです。グレパワー遠投を持っておくと非常に吸水性に優れているため、お粥状態になってもまきエサが復活します。
そして、ジップロック式になっているので少しずつ使えることからバッグに入れておくと非常に役立ちます。今回は、波がバッカンの中に時々入ってきたので常備しておいてよかったです。