近年ブームとなっている釣り。時には岸からではなく、沖に出て釣りをしたいと思う時もあるだろう。そんな時に気軽に利用できる、イカダ釣り・カセ釣りについて、初めての時の利用の仕方について紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター古川竜也)
モデルケース説明
今回は愛知在住の著者が、福井県小浜市の「はとう渡船」へ行くと仮定して、前日から当日のアフターフィッシングまでの流れをシミュレーションしよう。
釣行前日の準備
まずは釣行前日の準備から確認しよう。
天候・海況チェック
一番大事なのは、翌日釣りができるかどうか。渡船店によってシステムは違うが、出船確認の連絡が必要な場合は、電話をして確認しよう。出船が決まったら、天候だけではなく、風や波高も事前にチェックしておこう。快適に釣りする上で必要なことだ。
荷造り
続いて翌日のてんきにあわせて、荷造りをしよう。雨ならレインウエア、多少波がありそうなら酔い止めなどもしっかり準備しておこう。
そして、イカダ・カセの上は足場が限られている。サオやリール、仕掛けなど、すぐに取り出すものは取り出しやすくし、その他の荷物もコンパクトにまとめておきたい。
荷物は前日に車に積むか、玄関にまとめておくといい。
移動ルート確認
予定した段階である程度ルートは絞り込んでいるはずだが、今一度渡船店までのルートを確認しておこう。直行できなくもないが、釣りエサや飲み物を事前に購入する必要がある。道中に釣具屋やスーパー、コンビニがあるかを確認しよう。高速道路の通行止めなども忘れずチェックしよう。
出発の8時間前には就寝
前夜にお酒を飲みすぎると、運転にも釣りにも影響を及ぼす可能性がある。飲酒する際には、普段より少なめの量にしよう。そして、寝不足は船酔いの原因にもなる。出発時間の8時間前には就寝しよう。
自宅での最終準備
朝、起床して準備が整ったら、出発前に荷物の最終確認をしよう。忘れ物をすると快適な釣りが出来なくなる可能性があるため、入念にチェックしたい。
氷準備
飲食物を保冷するのと釣れた魚を鮮度よく持ち帰るために、ペットボトル氷を自宅から入れていくのが経済的。氷が自宅にない場合は、道中のコンビニやスーパーで購入しよう。
天候・海況チェック
そして、出発前にも天候、海況チェックをしよう。最近は降雨予報もかなり正確なので、道中集中して釣る時間などをシミュレーションできる。
出発~移動
出船時間に間に合うように、余裕を持って出発しよう。今回は福井県小浜市の「はとう渡船」へ行くと仮定しよう。出船時間は季節によって違うが、現在の出船時間は午前5時前後である。30分前に到着できるように逆算して出発しよう。
車の場合は慌てず安全運転を
余裕を持って出発したら、北陸自動車道に乗り、若狭上中インターで降りて「はとう渡船」に下道で向かおう。山の方では夜間から早朝にかけては野生動物が出現することが多いため、気をつけて走行しよう。