マジックで塗装したオリジナルカラーのルアーでエリアトラウトに挑戦した筆者。市販品と投げ比べてみると、まさかの好反応にビックリの結果に。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)
自作ペイントする魅力
エリアフィッシング用ルアーは様々な形やカラーが販売されているが、自分が求めているカラーが作られていないことも多い。そんな時、身近なもので自作カラーを作れば世界に一つだけのオリジナルカラーが生まれる。オリジナルは自分自身の思いや好みが宿ったもので愛着も出る。そのカラーでよく釣れると自分の釣りセンスも上がった気分になり非常に嬉しい。
今回、自作に使ったのはザッガー50F1のブランクモデルを使用した。実はこのブランクモデルは無塗装だが、1つの値段で2つのボディーが入っていて大変お値打ちである。見つけたら必ず手に入れたいルアーである。
マジックで塗装
釣行前日、前回の釣行時に「自分から見やすい色」でルアーの動きをしっかり見たいのとハイアピールカラーとナチュラル系カラーでマスの反応がどうかわるのかが気になり製作してみた。ハイアピール系はポスターカラーを塗り重ねていく。一方は油性マジックで塗っていく。
塗った後は一晩乾燥させる。冬場の空気が乾燥した夜なら洗濯物干しに挟んで外で干してもいい。時間がある場合は色止めにウレタンコートを施しておくといいだろう。
千早川マス釣り場へ
翌日、塗装したルアーをもって千早川マス釣り場へ釣行。一番の厳冬期で時折強い風も吹き体感気温はマイナスの中での釣行であった。スタート時はスプーンを使用していたがあまり反応は芳しくなく時折ヒットするが満足いく釣れ方ではなかった。
曇りがちな天気であったが、昼前くらいから徐々に日が当たりだし、このタイミングで昨夜塗装したルアーに結びかえた。
今回はザッガー50F1を使用するためマジックジャークができる少し硬めのロッドを使用した。エリアフィッシング用のロッドではなく渓流用のルアーロッドである。ピュアリスト53に12ルビアス1003番、ラインはエステルライン0.4号にフロロカーボンリーダー0.8号のセッティングである。
塗装ルアーで実釣
塗装したピンクのザッガーを結びキャスト。マジックジャークで攻めていくとスプーンに反応が薄かったマスがルアーを追い始めた。予想通りクリアな水色も手伝って非常に動きが見やすい。何度かジャークして浮上しているルアーに横からアタック!アクションの要領で合わせてヒット。
今度は試しにザッガーの市販カラーを使ってみたが、市販カラーでは追ってくるもののヒットに持ち込むまではいかなかった。