名古屋港エリアへ単独釣行した。狙いはシーバス。大潮の干潮近くでの釣りとなったが、水深のある橋脚周りでナイスコンディションの70cm超をキャッチすることができたので、その模様をお届けしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)
名古屋港でシーバスゲーム
2月15日、名古屋港エリアへ、シーバス狙いで単独釣行した。またいつものように仕事の移動中に短時間のサオ出しのため、潮回りは選べない。当日は大潮で干潮時刻が午後11時57分。釣り場に到着したのが午後8時ごろだった。
釣り場は多くの名港シーバスアングラーが訪れるメジャースポット、愛知県名古屋市港区の天白川だ。さすがに干潮が近いため手前は底が完全に見えており、手前では勝負にならなさそうだ。そこで橋脚周りの明暗を狙って、なるべく沖へキャストしていく。
大潮干潮を利用し底の確認
実績のあるポイントへルアーを通すが、反応がない。ルアーを替えて探ってみるが、なんとなく釣れそうな気配がない。そこで近くの小規模河川の河口近くへ移動することにした。
時間はすでに10時を回っていた。いつもは水深のあるポイントが完全に底が見えてしまっている。大潮の干潮付近ではさすがに厳しいかと思われたが、釣り場を見渡してみるとこのタイミングだからこそ、底の形状がよく見える。
気乗りはしなかったが周りにシーバスアングラーもいないので、釣り場にライトを当てて地形を確認してみる。全体が砂利のようなもので埋まっており、所々に杭や沈んだタイヤなどがある。
橋脚周りの深場でヒット!
釣り場を歩きながら進んでいくと、橋脚周りは干潮間近だというのに非常に深くなっているのを確認。もしや……と思いルアーをキャスト。少しレンジを入れつつ、底を沿わせるようなイメージで引いてくると、2投目でサオ先にもたれかかるようなアタリが出た。
ワンテンポおいてからアワせると、ロッドに重みがずっしりとかかる。しっかりフッキングできたようだ。
しかし次の瞬間、ドラグがジーッ!と音を立てて必死に魚が抵抗する。想定外のサイズ感に慌てつつも、テンションを抜かないようにじっくりとやり取りをすると決めた。あとはロッドとリールを信じて寄せるだけだ。