千葉県木更津というと、アクアラインやアウトレットというイメージが強いかもしれない。ただ、釣り人的には多彩な魚が釣れる沖堤防は見過ごせない。今回は、釣り人視点で木更津の魅力を紹介してみよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
千葉県木更津の魅力
かつて、大型スーパーや百貨店など駅前を中心に賑わいをみせていた街、千葉県木更津。しかし、そのスーパーや百貨店などの撤退を皮切りに、かつての賑わいは失われた。町並みは変わり、時代の変化を肌で感じるようになった。
しかし、昔から海と釣りの街でもあり、その景色は今も変わらない。すだて遊びに潮干狩り、最近ではアウトレットモールなども出来て、アクアラインを利用して都内から遊びに来る方も多い。
駅前には会員制の競馬のウィンズなどもあり、海と反対の山側には大型スーパーや家電量販店なども出来て、住民のオアシスとなっている。
そんな隠れた魅力の多い千葉県木更津市。今回はその木更津の魅力を、釣りとロマン溢れる筆者の目線から、独断と偏見で一部ご紹介したい。
釣りモノ多彩な沖堤防
まず、木更津の釣りと言えば沖堤防だろうと筆者は考える。A、B、C、D、からなる4つの沖堤は、多彩な魚種が釣れる。
夏から秋のクロダイの落とし込みは昔から有名だし、シロギスやカレイなどは、早ければGW前から楽しめる。夏場は、A堤防の灯台以外日陰がないので辛いが、アジ、サバ、サッパなどのサビキ釣りが盛んだ。秋口にはカワハギの数釣りも楽しめる。
また、近くの海浜公園や小河川では、陸っぱりのハゼ釣りやシーバスなども楽しめるし、小櫃川などは関東のシーバスゲースゲームの超メジャースポットだ。まさに釣り人のための街ではないかと思わせてくれる。ちなみに大型釣具店が2つも市内にあるので、道具やエサの補充は現地でも十分できるのもありがたい。
※沖堤渡し舟を利用する時は、事前に船宿に連絡を入れると良い。
宮川丸 TEL=0438-23-4891
栄宝丸 TEL=0438-23-8140