秋のアオリイカシーズン突入で、大阪湾の各地からも新子の釣果が聞かれだした。今回は、泉南と神明間、淡路島の状況と、情報を聞いた釣具店スタッフお勧めの釣り場を紹介する。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部・中西)
大阪湾のアオリエリア
大阪湾の陸っぱりでアオリイカを狙うことができるのは、おおよそ南が貝塚人工島以南と、西は須磨以西。これに淡路島の東側一帯を含めたエリアである。
それぞれのエリアの状況とお勧めの釣り場を、泉南は「まるは釣具泉佐野店」、神戸明石エリアは「フィッシングマックス垂水店」、淡路島は「エサピチ」に聞いてみた。
泉南エリア
泉南エリア、例年の秋のアオリイカシーズンは8月~11月。初期は100gくらいだが、終盤には400gくらいのサイズが狙える。メインフィールドはやはり岬町から和歌山にかけてのエリアで、今年もすでに100g程度の小型が釣れ始めている。今シーズンは春イカがよかったので、期待できるのではとの話だった。
スタッフ一推しの釣り場は、「旧みさき公園裏」とのこと。人が入れ代わり立ち代わり訪れる人気ポイントで、釣果の実績もバッチリだ。注意点は、底がごろ石で非常に根掛かりが多いとのこと。予備のエギをしっかり準備して挑戦しよう。
神戸~明石エリア
明石海峡に近い神戸明石エリアの秋アオリは、例年8月後半から12月くらいまでがシーズン。いわゆる新子サイズの100g級から始まり、終盤にはキロアップも狙える。今年も平磯海釣り公園やアジュール舞子など、メジャーポイントでも釣果が上がりだしており、例年通りに推移しているそうだ。
特記すべきは、夏の天候不順であまり調子のよくなかったケンサキイカがここにきて釣れだしており、よく釣れているとのこと。秋アオリを狙うサイズのエギで釣れるので、一緒に狙ってみるのも面白そうだ。
スタッフ一推しの釣り場は、「平磯海づり公園」。ここは釣り公園なので、設備は充実しており、足場も平らで柵も張られていて安全。ファミリーフィッシングにもおすすめの釣り場。
攻略のワンポイントは、狙いは夕方で、潮が流れている時。釣り座から払い出す潮にエギを乗せ、流していった先でラインを張って待つのがいいそうだ。エギはシンカーをプラスして、底がぎりぎりとれるようにしておこう。