秋のアオリイカシーズン突入で、大阪湾の各地からも新子の釣果が聞かれだした。今回は、泉南と神明間、淡路島の状況と、情報を聞いた釣具店スタッフお勧めの釣り場を紹介する。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部・中西)
淡路島エリア
淡路島は、資源保護の観点から7月1日~9月30日(南あわじ市は20日)まで、リリース期間が設けられている。また、胴長15cm未満については基本的にリリースするよう各漁協や水産振興課が要請している。なので、秋アオリの釣期は南あわじ市で21日から、淡路市と洲本市では10月1日からで、12月半ばくらいまで狙える。初期は100gくらいの小型が多いが、季節が進めばキロアップも狙えるポテンシャルの高いエリアだ。
話を聞いたタイミング(9月17日)はまだリリース期間中で実際の釣果は上がっていなかったが、大きなスクールが方々で目撃されているとのことで、例年より数が多いのではとの予想であった。
スタッフ一推しの釣り場は津名港。足場のいい波止の内向きでも狙えるが、好釣果が出るのは沖向きのテトラ帯。夕マヅメと上げ潮が絡めばかなり期待できるとのこと。ポイントの水深が浅いので、エギはシャロータイプがあると釣りやすい。初期の新子は激しいアクションでもよく乗るが、終盤の良型狙いではスローなシャクリでドリフト気味に釣るのがいいそうだ。
以上、大阪湾を取り巻く三つのエリアとそれぞれの好釣り場を紹介した。いずれも都市近郊の手近な釣り場だが、実績バッチリの好場ばかりなので、ぜひ訪れていただきたい。ただ、最近はどこの釣り場でも釣り人の残すゴミが問題になっている。ルールとマナーを守って、秋の新子エギングを楽しんでほしい。
<中西/TSURINEWSライター>