春メバルを求め、熊本県天草市の鬼池港に釣行した。しかし、当日は途中から横風が強まり八方塞がりに、苦戦の釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)
鬼池港でメバル狙い
3月上旬、昼間は気温が20度を超え、Tシャツ1枚でもいいぐらいの暑さ。春メバルを求め、熊本県天草市の鬼池港に釣行した。
当日のメバリングタックル
タックルはロッド=ロンギヌス8.9ft、リール=ストラディックC3000SW・XGに、PEライン0.8号、リーダーは2号40cmに電車結びで1.2号40cm。飛ばしウキを装置し、ジグヘッドはレンジキープ0.6gにイカ型ワームをチョイス。
遠投で本命24cm
まずは岸沿いの左側から遠投して探りを入れる。「めっちゃゆっくり流れてるな~。てか、ほぼ流れてないな」。
3投で見切りを付け、続いて右側。「ん~……左側よりマシだが~」。
右側もパッとしないので真ん中に投げてみると「お?めっちゃ圧あるやん。ほかの所と段違いに。いるならここ、来るなら今!」「ゴッゴッゴ!」「やっぱりいた!」。
「ん~まぁまぁサイズかな?」。ゴリ巻きで50m先から寄せ、ぶっこ抜いたのはちょっとかわいい24cmのメバル!
横風に八方塞がり
「おったけど~薄皮1枚か~」。何かが合ってない証拠である。
レンジ?ジグヘッドのグラム数?マッチ・ザ・ベイトしてない?潮?月?風?
その合ってない〝何か〟を探るため続投するが、東側からの風がますます強くなる。「いつ雨降ってもおかしくないな」。
遠投するが、もろ横風なのでラインがあおられ、沖の仕掛けが思った以上のスピードでスライドする。ゆっくり巻きたいが、風がそうさせてくれないといった八方塞がり状態。「この風じゃレンジも下がるだろうな」。