鳴門海峡ジギングでブリ族連打 良型青物ツ抜けでクーラーは満タンに

鳴門海峡ジギングでブリ族連打 良型青物ツ抜けでクーラーは満タンに

1月4日、鳴門海峡へジギングに行ってきました。青物狙いのジギングで、ブリこそ出ませんでしたがクーラーいっぱいの釣果を得たのでリポートします。

徳島県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・賀川正志)

賀川正志

×閉じる

オフショア ソルトルアー

鳴門で青物ジギング

水温が下がるこの時期、大型のハマチ系がよくなります。始まる目安となるのが水温13度前後です。例年だと12月前半に釣れ出しますが、2020年のその時期にはまだ水温が高く、まばらしか釣れていませんでした。

また、釣れた魚には寄生虫がいました。普通65cm以下のハマチだといないものですが、ツバスサイズに入っていることもありました。これは高水温とベイトが原因だと考えています。水温が下がり脂を蓄えてくると、いなくなるように思います。

年末に「水温が14度になり、釣れ出した」との情報が入り始めましたが、天候不順で中止が相継ぎ、釣行に出れない日が続いていました。

鳴門海峡ジギングでブリ族連打 良型青物ツ抜けでクーラーは満タンに本格的に釣れだした鳴門の青物(提供:WEBライター・賀川正志)

鳴門海峡の特徴

鳴門海峡は、大まかに言うと鳴門大橋を境に紀伊水道側と瀬戸内海側とに分かれいます。そして、干満の流れで釣り場がかわります。両海域とも橋からの流れの下場がポイントとなります。

今回の釣行はどちらも行きましたが、初めて鳴門海峡への釣行を考えている方は、どちらの場所が釣れているのか?流れがどちらからなのか?を潮時表で確認するのと、遊漁船の釣行時間帯を調べてからの予約をお勧めします!

最近は「潮に合わせての出船で何時間の釣り、両潮します」というふうに釣り人に寄りそった船長も増えてきました。その半面この仕掛けでなければと強制する船もあります。情報が簡単に調べられる時代ですので、よく調べての釣行を……。

筆者のジギングタックル

ロッド:ベイジギングモデル6ftを2本
リール:カルカッタ801F、オシアジガー1501PG
PEライン:1.5号
リーダー:7号
ジグ:120~280g
フック:ジガーライトシワリ 4/0、5/0

このタックルですが、思わぬ大物のブリを掛けても取れると思っています。

鳴門海峡ジギングでブリ族連打 良型青物ツ抜けでクーラーは満タンにまずは掛けることが大事(提供:WEBライター・賀川正志)

理由は、鳴門海峡でのボトムは根掛かりが少ないです(場所によります)。また、リールの最大ドラグ力はカルカッタで6kg、ジガーで7.5kgで、PEライン1.5号、リーダー7号より弱く、フックは4/0で14.2kg、5/0で14.5kgのためです。

何が言いたいかと言うと、オーバーパワーを強制する遊漁船があるからです。場所がら流れが強く、船が密集すると言う理由で制限されるのです。

しかし、ラインを太くすると引っ張り強度は上がりますが流れに負けます。そのため、ジグを重くしなければボトムがとれません。そして、ジグが重くなるとジグの面積も大きく(ジグの種類によります)なり、流れを受けるのも考慮がいります。もちろん身体への負担も増えるのです。

私は、まずは魚を掛けることを優先しています!掛けてからのやり取りの際は、船の密集地帯では指でスプールを押さえて調整してしのげます。

次のページで当日の釣りの模様を紹介