魚が釣れ過ぎると後処理が面倒になることも…。そんな時は、三浦半島の日本料理店「慈こう」が提供しているユニークなサービス「魚歳暮(ぎょせいぼ)」を利用するのもアリかもしれません。
(アイキャッチ画像提供:日本料理「慈こう」)
「魚歳暮」は釣魚の「お歳暮」
神奈川県三浦市にある日本料理店「慈こう」が、釣れた魚をお歳暮に加工するサービス「魚歳暮(ぎょせいぼ)」を提供開始。釣れた魚を店舗に持ち込むだけで加工・調理をおこなった後、真空パックに詰めて郵送してくれるサービスです。※加工費用、郵送費用などが発生
釣れた自慢のサカナたち。しかし、いざ家に持ち帰ってみると、家族から浴びせられるのは、
「こんなにいらない」
「くさい!」
「冷蔵庫を独占しないで」
という心無い言葉の数々。こんなお悩みがある釣り人ならば、「お歳暮」として釣果を有効活用してみると周りの方に喜んでもらえるかもしれません。
利用方法
「魚歳暮(ぎょせいぼ)」の利用方法について、「慈こう」代表の石坂さんに取材しました。
釣魚を店舗に持ち込む
「魚歳暮」の利用方法はシンプル。まず、釣れた魚を三浦半島にある「慈こう」に持参します。イナダ(ワラサ)、タイ、カツオなど、幅広い魚種が持ち込み可能とのこと。
日本料理のプロが加工
持ち込んだ魚はプロの手によって加工・調理されます。費用は店頭での見積りとなり、目安としてはイナダであれば1000円/匹~で対応してもらえます。多魚種の同時持ち込みも可能で、「重量」で費用を算出することもあるそうです。
何より魅力的なのが、その調理バリエーション。味噌漬け、照り焼き、漬け、昆布締めなど、その魚種に合わせて「日本料理のプロ」が調理をしてくれるのはかなり嬉しいポイントです。
あとは到着を待つだけ
魚を預けた後は到着を待つのみです。3~4日を目安に発送され、冷凍された魚が真空パックで梱包・発送されるので、美味しい期間も長続き。
なお、当日のお店の混雑具合にもよりますが、「加工のみ」のオーダーでも店頭で対応可能とのこと。家で捌く手間も省けるので、釣りで疲れたときは重宝するかも?