明石沖でボートジギング
10月18、19日、大潮の最終に天候回復で、兵庫・明石沖へボートでのジギング釣行です。天候と潮周りで久しぶりですが、急な冷え込みによる霧が海上にモウモウと発生し、小心者の私はとてもとても霧に突っ込めず、1時間半の待機で朝の時間をロスしたものの、なんとか釣果を上げることができました。
明石沖での青物の釣り方
明石沖での青物狙いの釣り方は、「活きアジの飲ませ釣り」、「ジギング」、「サビキやチョクリ仕掛け」の3種が主流です。
いわゆる、オキアミなどのエサを使ったまきエサの釣りは、「兵庫県の海面で遊漁を行う留意事項(兵庫県農林水産局水産課)」で、船上からのまきエサ釣りとして禁じられています。釣り船も一切行っていません。
サビキ類はハマチサイズには効果ありますが、メジロやブリのサイズを狙う選択肢は、飲ませ釣りとジギングです。
活きアジを使う飲ませ釣りは、たいへん面白い釣りで、ワクワクするやり取りは好きな釣りの一つです。しかし、問題は「小アジの確保」。昨年も小アジが11月から少なく、今年も乗合船では、10月から随分確保に苦労されていますが、朝一番に多くの時間を費やしたくないのです。
ルアーゲームのジギングは、釣行前にすべての準備が完了でき、即釣り場に入れます。釣りの趣や好き嫌いを別にして、飲ませ釣りに比べて機動性が高く、夜明けに潮が動き始める日の、朝一番の時合いに間に合います。
ベイトの反応はあるが…
10月18日は、朝一番の潮を狙おうと夜明け前の出航でしたが、霧で一旦戻り、1時間半のロスタイムで、朝の時合いを逃した感があります。狙い場となる明石沖カンタマに到着したのは8時半前。すでに明石海峡の潮流は最速(6.6ノット)で、ここカンタマも4ノット近くで少し速すぎの流れです。
160g(赤金)のジグで水深55mのボトムを取り、ゆっくりとしたジャークとフォールで誘い、水深30mまでのカケアガリを狙いますが、気配を感じることができません。魚探のベイト反応はしっかり出ているので、回遊期待で、船を潮上に戻しもう一度攻めてみます。
ハマチ45cmゲット
カケアガリ45m付近で、フワッと軽くなるアタリです。元気良く引く、ホッとする最初の1匹は、レギュラーサイズである45cmのハマチです。
少し空白の時間が続いた2匹目は、お気に入りのピンクシルバーにカラーチェンジで食い、これも、同サイズのハマチです。