じわじわと夏の暑さが近づき、楽しいフィッシングライフをお過ごしでしょうか?今回は初夏の宮崎県でのボートSLJ の釣行ゲームをレポートします。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・池田翔)
青島沖でSLJ
7月4日、青島沖「小戸の瀬」と「ムルギ」にボートSLJゲームに出かけました。小戸の瀬は水深30m~最浅部で5m、起伏が激しくベイトが豊富です。一方ムルギは水深40~20mで、小戸の瀬と比較するとやや水深があるエリアになります。最近の釣況としては、魚群探知機でエリア一面にベイトが映っているが、ベイトが多すぎて食いが渋い状況です。
当日のタックルとターゲット
当日の朝5時過ぎに港に到着し、タックルの準備をしました。予報では波が2mから1.5mへ落ちる予報だったので、多少のうねりを覚悟していましたが、風が吹いていなかったことが幸いでした。
ターゲットは主にイサキと根魚。あわよくば青物といったところでしょうか?仕掛けはジグサビキを付けたSLJが基本で、潮と魚の状態で仕掛けを変更していく予定です。
始めに魚種の多い小戸の瀬、次に最近釣果情報が多かったムルギを攻めるスケジュールです。
ジグサビキに多魚種ヒット
最初のポイントは港から30分ほど沖で、水深30mから一気に5mまで浅くなる小戸の瀬というポイントです。現場に着くと波は凪いでいましたが、0.1knotと潮が全く動かない状態に。そのエリア一帯を探り、何とか見つけた小さな反応をアタックしてはまた探りなおすといった、とても厳しい状況でした。
そんな中でもさすが小戸の瀬。丸々肥えたサバ、40cmほどのメイチダイとイシダイ、30cmほどのアカハタを4匹ほどゲットしました。どれもジグ本体ではなく、ジグサビキに食ってくる状況で、ベイトの反応も薄いため1時間ほどで次のポイントへ。
ムルギででネリゴ連発
次に向かったのは、水深20~40mのムルギというポイントです。ここでも潮の状況は同じで、全く動かない厳しい状況が続きましたが、広範囲をグルグル回っていると魚探にベイトボールが映りました。
どうもネリゴ(カンパチの幼魚)の反応だったらしく、仕掛けを入れる度に30cmほどのネリゴが入れ食いに。もっとライトタックルならそこそこ楽しめるくらいの引きでした。ネリゴに交ざって、60cmほどのニベや40cmほどのアカハタ、アジも釣れて一時船上は大賑わいになりました。