雨マークが増えて梅雨に入った6月10日、シーズン終盤のメバル狙いで、北九州エリアの波止にライトゲームに出かけました。本命のメバル、そしてアジとも対面できた釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・檜垣修平)
メバリングのシーズン
福岡を問わず、どのエリアでもメバルの本格シーズンは5月頃までとされることが多いですが、6月でもしっかりと狙えばメバルを釣ることができます。「春告魚」の名前の通り、メバルの本格的なシーズンは3~5月です。また、寒くなってくる10~12月頃もハイシーズンとして知られています。
このハイシーズンの時期はメバルの「産卵時期」と深く関わっています。産卵をする前の10~12月頃に栄養を蓄えるために接岸して積極的にエサを捕食します。沖で1~2月に産卵を終えた個体は、産卵後の体力回復のために3月頃から接岸し、エサを捕食します。
水温が高くなるにつれ良型と呼ばれるサイズは徐々に沖に出て行ってしまうため、メインシーズンは5月位までとされることが多いのだと思います。とは言え、すべてのメバルが沖に出て行ってしまうわけではないのでご安心を。
梅雨メバルとも称される6月のメバルは産卵後から一気に回復し体力が付いているため強い引き味が魅力!このパワフルなメバルを今回は狙ってみようと思います!狙い目としては定番の漁港や防波堤が足場もよくおすすめです。
当日のタックル
釣行したのは6月10日で潮は中潮(干潮18時19分)。干潮からの上げ潮狙いで20時頃からゆったりと準備しました。タックルは2種類用意しています。
■短距離タックル(ジグヘッドリグ・プラグ用)
・ルナキア 752MMH+D社LT2500番リール
・ライン PEラインの0.4号+2号リーダー
■遠投タックル(フロートリグ用)
・ブルーカレントⅢ 82+D社LT2500番リール
・ライン PEラインの0.4号+2号リーダー
どちらのタックルもPEラインを使用していますが、理由は以下の通りです。
・細糸なので飛距離に優れる
・ナイロンライン、フロロカーボンラインに比べ感度、強度ともに優れる
・不意の大物にも安心
特にこれからの時期、ライトゲームでは思いもよらぬ大物が掛かることがあります。画像は以前の釣行でメバル狙い中にヒットしたシーバス。他にもクロダイなどが掛かることも。PEラインは風に弱く、ショックリーダーが必要だったりと少し面倒な部分はありますが、それを補うだけのメリットが大きいのでおすすめです。
フロートリグでアジをキャッチ
この日のポイントは何度か通った場所ではあるのですが、いまいち良い反応を得られず。ジグ単・プラグ共にいまいち反応がないので、フロートタックルに変更、沖目に投げて広範囲を探ってみます。コツンと小さいアタリの後にモゾモゾとした感触。何か違うな?と思いながらアワセ。アジがヒットしました。
沖目ではアジがウロウロしているようで、アタリはあってもなかなかフッキングには至りません。