エリアトラウトで本命『イワメ』含み45尾手中【小菅トラウトガーデン】

エリアトラウトで本命『イワメ』含み45尾手中【小菅トラウトガーデン】

3月23日(月)、山梨県北都留郡小菅村にある小菅トラウトガーデンへとエリアトラウト釣行へ出かけた。本命である、イワナとヤマメを掛け合わせた『イワメ』ゲットに加え、合計45尾と満足のいく釣行となった。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・竹内尚哉)

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なおぱぱ

ライター紹介文→関東を中心に季節問わず1年中釣りを楽しんでおります。執筆しながら色々と成長をしていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

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トラウト ルアー&フライ

小菅トラウトガーデンの概要

小菅トラウトガーデンはポンドタイプのトラウト専門管理釣り場で、平日でも10人から20人、休日だとそれ以上のエリアトラウトファンで賑わう人気の管理釣り場だ。人気の理由はやはり『圧倒的な魚影の濃さ』と、目玉魚種である『甲斐サーモンレッド』である。

レギュレーション的にはルアー、フライでの釣りが可能で、エサ釣りは不可。その他、フックはバーブレスで、トレーラ―やドロッパー等は使用禁止となっている。営業時間は7時から17時で、毎週木曜日が定休日。1日・半日・2時間から釣行時間を選べる。管理棟のトイレも凄く綺麗で食事も充実と、楽しいフィッシングタイムを過ごせること間違いなしだ。

エリアトラウトで本命『イワメ』含み45尾手中【小菅トラウトガーデン】小菅トラウトガーデン(提供:WEBライター・竹内尚哉)

当日の状況とタックル

開店時間に合わせて7時に到着すると、平日なのにすでに10人以上の釣り人。私は4年前に2回来ているが、かわらず人気のようだ。釣り池自体はさほど大きくはないので、釣りやすい場所は早いもの勝ちだ。私も受付を済ませ、とりあえず釣り池の空いている場所で釣ることにした。

エリアトラウトで本命『イワメ』含み45尾手中【小菅トラウトガーデン】筆者のルアータックル(提供:WEBライター・竹内尚哉)

レンタルタックルはないので、自前のタックルが前提。サオはトラウトX55UL、リールはジョナス1500番、ルアーはスプーン、クランク。ラバーネット、フラシ、フックリリーサー、スケール、カウンター等、お好みで用意というところ。

エリアトラウトで本命『イワメ』含み45尾手中【小菅トラウトガーデン】私のタックル(作図:WEBライター・竹内尚哉)

モーニングタイムに4連発

開始1投目からスプーンに好反応。レギュラーサイズのニジマスがポツポツと釣れる。エリアトラウトは4年ぶりなので、とても新鮮な気分で楽しめる。だが4尾を釣り上げたところで、早々にモーニングタイムが終了だ。

私のポイントは、水車対岸の川側で、池が対岸との最も狭い場所なので、対岸の釣り人との距離が近く気を遣う。対岸の釣り人がルアーを回収したタイミングで、投げて水車の流れ込み付近を流して横引きで狙うか、近距離の底に定位している魚を縦釣りで狙うかの2択だ。

8時くらいに放流があるが、放流場所は入口付近。魚の活性が一時的に上がるも追釣できず。魚もスレて、刻々と時間が経っていく。開始3時間の10時で、7尾と厳しい時間を過ごす。常連の話だと、アウトレット側に魚が集中しているとの話。少し休憩したあと、池を確認ついでに回ると、情報通りで遥かに魚影が濃い。目的魚種もそうだが、ある程度の数も釣りたいので、場所移動を決めた。

エリアトラウトで本命『イワメ』含み45尾手中【小菅トラウトガーデン】良型のニジマス(提供:WEBライター・竹内尚哉)

本命『イワメ』をキャッチ!

午後12時に差し掛かり、気温の上昇とともに魚の動きもいいようだ。移動後は1投1尾とイイ感じに釣れる。魚影が圧倒的に濃いこともあり、午前と比べて反応がまるで段違いだ。午前の場所では、厳しかったが、この魚影ならではの反応でアタリは途切れない。

13時30分で22尾とイイ感じに数は増え、あとは大きさと目的の魚種を釣りたいところ。群れを成している魚影の中での釣りは、アタリも多い反面、狙えないのが難点だ。まさにくじのアタリとハズレのようなな感覚で、このままでは難しい。

そこで、魚群を避けて赤い魚影を探してみると、意外に多く見つけることができた。各レンジに居る感じなので、法則性もない。ターゲットの頭の横にルアーを移動させ、聞き上げて誘うと、赤い魚が反転した。『喰った!!!』サイズは尺前後でヒレも綺麗な魚体。絶対にバラしたくはない。なかば強引にリールを巻き、ネットインできた魚は目的のイワメであった。

エリアトラウトで本命『イワメ』含み45尾手中【小菅トラウトガーデン】インレット側からのアウトレット側背景(提供:WEBライター・竹内尚哉)

『甲斐サーモン』には苦戦

常連の方も『よかったね』と声掛けしてくれ、写真撮りだ。自分の満足できる、ある程度の数は釣れているので、次のターゲットはなりゆきで『甲斐サーモン』だろう。常連の情報で連日出ているという、駐車場横の場所に移動。確かに魚影を見ると大物率は高そうな感じなので、期待を込めて粘る。

レンジは中層で、ルアーを近くに寄せても逃げずに口も使ってくれそうな個体もいる。しつこくキャストを繰り返していると、猛烈な勢いでサオが曲がる。甲斐サーモンが掛かったようだが、ミチイトを切られてしまう。いきなりの出来事だったが、リールのドラグを緩めにしていればよかったかもしれない。

さらに20分後、掛けた魚がバレたタイミングで、ルアーが目の前に定位していた甲斐サーモンに流れた瞬間、『バクッ!!!』これは、もらったと思い大物の引きをしばらく楽しみながら、ファイトするも、油断大敵、またもやジャンプされた瞬間に外れてしまった。

エリアトラウトで本命『イワメ』含み45尾手中【小菅トラウトガーデン】魚のやりとりを楽しむ(提供:WEBライター・竹内尚哉)

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