湾奥『新子タチウオゲーム』を研究 5人で合計158匹【名古屋港】

湾奥『新子タチウオゲーム』を研究 5人で合計158匹【名古屋港】

2月に入り寒さも少々厳しくなってきたが、今年はさほど寒くはない日が続いている。そんな2月15日に弥富市の西3区へ、湾奥タチウオゲームに出かけた。釣果は5人で158匹。楽しい釣りとなったこの日の模様をリポートしたい。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・土屋英考)

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名古屋港で『新子タチウオゲーム』

最近は愛知県弥富市の名古屋港西3区で、新子タチウオゲームを楽しんでいる。今回もテーマはたくさんあって、今回は2種類のロッドと、3種類のラインを替えスプールに巻いて検証した。

ロッドはピンウィール2機種で、ラインはPEライトゲーム・アジ/メバル(エステル)、ロックフィッシュXフロロの3種類。私はこの3種類のラインを風、ターゲット、地形などを考慮して使い分けている。

湾奥『新子タチウオゲーム』を研究 5人で合計158匹【名古屋港】当日のタックル(作図:週刊つりニュース中部版APC・土屋英考)

根掛かりが多く、ラインブレイクが多くなるカサゴやタケノコメバル、ソイ系などで底物狙いにはフロロをよく使っている。タチウオは底狙いではないので、PEラインや横風の強いときはエステルを使うことが多い。

この日はタチウオ狙いで風も穏やかだったので、ラインはPE0.2号をメインに使った。まずはいつものようにロングキャストできる7.6ftのソリッドティップで開始した。

チューブラーティップでも連発

するとそこそこタチウオも釣れるので、思い切って5.6ftのチューブラーのショートロッドで挑んだ。風が弱いので、ラインはPEライン0.2号で飛距離を出した。

7.6ftから5.6ftにロッドを替えると、飛距離は落ちるように思えるだろうが、チューブラーティップに慣れれば振り切りのヘッドスピードが上がるので、さほど飛距離は落ちない。これはゴルフのスイングをよく知っている人であれば分かってもらえるだろう。カーボンシャフトは振り切るスピードが速く、ティップ暴れの収束の早い。硬いシャフトでもボールは飛ぶのだ。

そして、実釣はタチウオのアタリはビンビンと伝わり、ソリッドティップのアタリとは別物で金属的なアタリが多く、チューブラーの感度の良さで、しっかりと釣り込むことができた。

途中、ラインブレイクをしたラインを私がSFノットで縛ってあげている間に私のチューブラーティップのロッドを使ったキトちゃんは、「何これ~?手元にビンビンアタリがくる~!」と、ビックリしていたのもうなずけた。

飛距離とフォールスピードを調整

湾奥『新子タチウオゲーム』を研究 5人で合計158匹【名古屋港】繊細なアタリをとって御用(提供:週刊つりニュース中部版APC・土屋英孝)

風次第ではあるが、1.8~4gぐらいのジグヘッドリグで、飛距離とフォールスピードを調節しながら釣り込んでいくのはとても楽しい。結局、繊細なアタリを掛けていくタチウオは、いろんなテーマができて何度やっても、どんどん課題が増えてくる。

最終釣果

この日は最終的に5人で158匹のタチウオをキャッチ。今回は私も娘からのリクエストもあったので、98匹を持ち帰り、唐揚げにしておいしく3家族でいただいた。

湾奥『新子タチウオゲーム』を研究 5人で合計158匹【名古屋港】釣り上げたタチウオ(提供:週刊つりニュース中部版APC・土屋英孝)

最後に遠方から来た懐かしい仲間とも会えて楽しい釣りをしたのだが、釣りの前に釣り人のゴミと思えるものを拾ったのが好釣果につながったのかも?

<週刊つりニュース中部版 APC・土屋英孝 /TSURINEWS編>

▼この釣り場について
弥富3区
この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年3月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。