いよいよ解禁を迎えた今シーズンの渓流。3月1日は久々に奈良の舟ノ川でトラウトゲームを楽しんできた。解禁日とあって人の多い釣り場ではあったが、20cmまでのアマゴを14匹キャッチすることができたので、その模様をお伝えしたい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・奈良鱒兵衛)
舟ノ川で解禁日トラウトゲーム
今年も待ちに待ったアマゴの解禁を迎える季節に入った。奈良県では3月1日を皮切りに順次各漁協で解禁していくが、今回、私が今シーズン初のトラウトゲームに選んだ河川は、奈良県五條市の五條市漁協が管理する舟ノ川だ。この川は10年以上前に入った記憶があるが、それ以来来ていないので、ある程度放流ポイントなど事前に調べて臨むことにした。
余裕を持って自宅を午前2時に出発。途中、五條市のコンビニで年券等を購入してからR168号で大塔町へ向かった。舟ノ川はいつも行く十津川村の手前にあり、十津川村をメインにしている私の感覚では近くに感じられる。
篠原地区の堰堤下で竿出し
夢乃湯という温泉施設付近に到着。この辺りにも放流されているが、まだ時間も4時と早いので、上流の篠原地区へ向かうことにした。ここからはしばらく川沿いの道を進み、篠原地区へ到着。釣り人と思われる車が何台もあるので、私もこの辺りに車を停めて夜明けを待つことにした。
夜明けまで少し早いが5時30分ごろから朝食を済ませ、ウェーダーに着がえてタックルの準備をすることにした。今回のタックルはトラウト用ロッド6ftにナイロンの4lbを巻いた2000番のスピニングリールをセット。最初に選んだルアーはシンキングミノー5cm。カラーはピンクヤマメを選んだ。
6時を過ぎたころから少しずつ明るくなりはじめ、河原に向かう釣り人を見かけるようになった。私も様子を見ながら釣り場を探すことにした。堰堤があり、その下が広くなっていて数人がサオを出していた。私も入れそうなのでここで始めることにする。久しぶりの渓流でのキャスティングは、何とも嬉しい気分だ。
数投目に15cmアマゴヒット
数投目には反応があり、軽くアワセを入れてヒット、慎重に手にしたのは15cmほどのアマゴ。放流ものだがとても綺麗だ。その後もキャストを繰り返すが反応がない。同じ場所で探り続けていても釣果が期待できないので、少し移動することにした。
他の釣り人に邪魔にならないように空いているポイントを探り続けるが、なかなか次が出ない。それでもアマゴが溜まっているいいポイントに入っている人は、頻繁にサオを曲げている様子だ。最初に入った堰堤下に再び戻りここで何とか2匹目を手にするが、後が続かないので大きく場所を移動することにした。
しばらく下流へ移動していると車が数台停まっていた。釣りをされているのが見えたので私もここでサオを出すことにした。大きな淵になっている場所を一通り探るも反応がない。ここは早々に切り上げて、舟ノ川の最下流部にある温泉施設付近のポイントへ移動することにした。