東日本大震災から9年 三陸沖の海が直面している『磯焼け』問題を解説

東日本大震災から9年 三陸沖の海が直面している『磯焼け』問題を解説

3月11日、東日本大震災から9年の月日が経過しようとしています。三陸の海はいったいどのように変化したのでしょうか。実は、かつて海のゆりかごと言われた東北の海ではいま「磯焼け」と呼ばれる異変が起きています。三陸の海の今について調べてみました。

(アイキャッチ画像出展:PhotoAC)

アバター画像 TSURINEWS編集部

その他 サカナ研究所

筆者も三陸で被災

実は筆者も震災当時、三陸の大船渡市で生活を送っていた大学生でした。

震災によって家や車はなくなってしまいましたが、幸い、今も元気に生活を送ることができています。来年でちょうど10年の月日がたちますが、磯焼けだけではなく、まだまだ先の見えない問題も多いと思います。

しかし、そこは磯焼けの対策と同じように、地道で継続的な取り組みを行っていくことでどんな問題でも解決できると信じています。

また昔のようなきれいで豊かな海が戻って来てくれることを心から願っています。

東日本大震災から9年 三陸沖の海が直面している『磯焼け』問題を解説筆者が住んでいた震災直後の街(提供:TSURINEWS編集部)

<近藤 俊/サカナ研究所>