ヤリイカの襲来に沸く常磐沖だがテンヤマダイも好調。細PEで大型マダイを狙いスリル満点だ!いい人で良型交じりで7尾程上がっている。
(アイキャッチ画像提供:弘漁丸)
テンヤマダイ釣りの釣況
常磐沖テンヤマダイが好調。茨城日立港久慈漁港出船では各宿で2~3kgの良型交じりでいい人7尾ほど。
鹿島の植田丸ではヤリイカ船の合間をぬって、3kg頭にトップ5尾の日も。このほか茨城の各宿でも受け付けている。
スポットで出船する東京湾金沢八景の弁天屋では2月15日、2kgを頭に0~4尾。
使用するテンヤ号数は地域によって差があるため、予約時に確認しておいたほうが無難。鯛ラバが有利な日があるので、併せて聞いておきたい。
テンヤマダイタックル
テンヤマダイのタックル詳細を解説
竿
2.2~2.5mの専用がベスト。8対2~7対3調子で、極小のテンヤの着底やわずかなアタリをとらえることのできる感度のいいものを選びたい。バスロッドやエギングロッドで代用もできるが、バット部が短かったり、ティップが硬く食い込みが悪くなることも。
リール・ライン
ドラグ性能に優れ、PEライン0.6~0.8号を200mほど巻ける2500~3000番クラスのスピニング。ドラグセッティングがとても大切で0.8~1kgに設定するといい。
ミチイトは視認性のいい10mごとに色分け、5mと1mにマーカーの入ったPEライン0.6~0.8号150~200mを巻いておく。サキイトはフロロカーボンラインの2~3号1.5~5m。
テンヤ
潮の速さや魚の活性に応じて号数を使い分ける。号数が大きいほど着底が分かりやすく、初心者は重めから始めるといい。予約時に船宿に使用号数を聞いてそろえておきたい。
テンヤの色はエサ取りが少ないときは金などのアピール系、濁りが強い場合や朝夕マヅメにはグローなど、水深、天候(光量)の状況によって使い分ける。
エビのエサ付け
エサは冷凍エビを使用。尾羽根の根元を半分残して切り取り、そこから親バリを通し、腹側に抜く。孫バリはエビの頭部に刺す。崩れないように注意して、食い渋り時にはハリ先を頭にうずめるようにしたり、横から刺したりとその日の食いに合わせて工夫するといい。
遊動式テンヤの場合は小さめのエビをハリに1尾ずつ付けることもある。