暖冬だから『アジング』が面白い? 本命が表層で連発【大阪・南港】

暖冬だから『アジング』が面白い? 本命が表層で連発【大阪・南港】

手軽で奥が深いアジングは大人気の釣りであるが、例年の2月は水温が低すぎて釣果が出にくい時期だ。しかし今年は暖冬。この時期でも大阪・南港でアジングを楽しむことができる。そこで2月15日に行ってきた。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・原田誠司)

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ショア ソルトルアー

フェリーターミナルへ電車釣行

この日訪れたのは、大阪・南港にあるフェリーターミナルの波止。大阪市内には釣り禁止の場所がたくさんあり、釣りが可能な場所はわずかである。ここはそんな貴重な釣り場のひとつだ。ただし、この場所で釣りが可能なのは北側に伸びる波止だけ。

この波止は駅から近く、大阪メトロ・南港ポートタウン線(ニュートラム)・フェリーターミナル駅から北へ5分ほど歩いた場所なので、電車釣行の方に最適な釣り場だ。その上アジングは荷物が少なく電車釣行にぴったりな釣りである。この日も私は電車で出かけた。

暖冬だから『アジング』が面白い? 本命が表層で連発【大阪・南港】フェリーターミナルの釣り場(提供:WEBライター・原田誠司)

当日のアジングタックル

当日使ったタックルは、ロッドがアジング用の権蔵鯵丸622LS、リールはライトゲームに最適なネロスト1000S、ラインはフロロの2lb。ルアーは1~2gのジグヘッドに1.5inch前後のピンテール系やストレート系のワームを主に使用した。魚をつかむためにフィッシュキャッチャーRミニも準備。キャッチ&リリースで楽しむ時には必需品だ。

表層付近で好反応

釣り場に到着した午後6時半ごろはちょうど干潮付近で、アジングをするには厳しそうな感じ。この波止では港内向きと沖向きの両方を狙えるのだが、干潮付近なので港内にアジはほとんどいないだろうと思い沖向きにキャスト。

定番の底付近から探っていくがアタリはない。念のため港内側も探ってみるが、こちらも反応がなかった。

そこで様々なレンジを探ってみようと、1gのジグヘッドで表層付近から狙ってみることにした。しばらくはアタリがなかったが、水面をよく見ると魚らしい波紋が時々ある。そこで波紋があった付近の表層近くを狙ってみると、早速アタリ。アワせると魚の引きが伝わった。キャッチしたのは18cmほどのアジだった。

暖冬だから『アジング』が面白い? 本命が表層で連発【大阪・南港】釣り上げたアジと当日のタックル(提供:WEBライター・原田誠司)

その後もワームをかえながら表層付近を中心に探っていくと、アタリは少ないものの同じくらいのサイズのアジをポツポツ追加できた。この日は底付近でヒットしたアジは1匹のみで、他はすべて表層付近でのヒットだった。

暖冬の影響でアジング好調

このまま釣りを続けていれば、潮位が上がってきて好釣果が期待できたのだが、翌日は用事があったため短時間だけ楽しんで納竿とした。

今回は干潮近くの厳しい時間帯だけでの釣行となったが、それでも十分アジングを楽しむことができた。もし満潮近くに釣りをすることができていれば、さらに楽しい釣りとなっただろう。

今年は暖冬の影響なのかアジングが例年以上に楽しめる。アジングは初心者から上級者まで楽しめる魅力的な釣りだ。皆さんも手軽に楽しめるアジングに出かけてみてはいかがだろう。

<原田誠司/TSURINEWS・WEBライター>

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南港フェリーターミナル