筆者が管理釣り場の最強ルアーをひとつ挙げるとすれば、「セニョールトルネード」だ。クルクルと回転する可愛いこいつを、今回は自作してみた。果たして実釣の結果は?
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・松浦)
実釣使用してみた
2月某日、通常の3倍以上のサイズと重さの自作トルネードルアーを握りしめて管理釣り場へ向かった。HARDにした自作トルネードルアーをキャストすると、オリジナルのものよりもウェイトがある分、飛距離を出すことができた。
次に問題のアクション。これは大きいだけあって動きは鈍い。市販品のような回転数を出すことはできなかった。
自作セニョールトルネードでの釣果
2時間投げ続けたが自作したHARDトルネードルアーでは釣ることはできなかった。今回行った管理釣り場は水深が浅かったので、水深が深く面積の大きい釣り場で使用すれば違った結果が出たかもしれない。
ちなみに、オリジナルを忠実に模倣した物も作成しいたので、そちらを使用したところ、1匹をキャッチすることができた。こちらは抜きあげてしまったので、後ほど美味しく頂いた。
自作のものでもなんとかキャッチは出来たが、針金が柔らかかったからか、フッキングが上手くいかずバレることが多かった。
やはりオリジナルには敵わないようだ。シンプルな作りの中にも計算された設計が組み込まれているのだろう。
自作のメリット
今回自作をしてみて感じたことがある。自分で作ってみることでその製品をより深く理解することができ、使い方の幅が広がった。さらに、開発販売元メーカーの苦労の一端を体験することで、メーカーと製品へのファン化が進んだ気がしている。お気に入りのルアーをもっと深く知る機会として、一度チャレンジしてみてはいかがだろうか。
<松浦/TSURINEWS・WEBライター>