1月30日は釣友からのお誘いで、愛知県弥富市の名古屋港西3区へ夕食を済ませてから出かけた。久しぶりのターゲットは、指2~3本の小さな好敵手タチウオだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・土屋英孝)
名古屋港で新子タチウオゲーム
その昔、たくさん釣った陸っぱりのタチウオなので、タックル準備はテキパキできた。ロッドはメバル用のパームスピンウィール7.6フィートソリッドティップ、ラインはレグロンPEライトゲーム0.2号、リーダーはフロロカーボンライン1号で飛距離を稼ぐセッティングだ。
現地に着くと、すでに先行者の浅井君と西本君が新子タチウオゲームをスタートしていた。話を聞くと、2人とも2g前後のジグヘッド&ワームで、数匹のタチウオをキープしていた。今回は食材確保の指令を受けていた西本君が持ち帰る予定だった。
まずはバイブレーションでシーバス
久しぶりの釣りであいさつを済ませて、私も1.65gのジグヘッドに海毛虫1.8inchをセットしてキャストをする予定だったが、使いたいルアーの小さな7gバイブレーションのパームスビズを付けて、フルキャストでタイトに攻めてみると、小さなシーバスが元気に遊んでくれた。
そして他のプラグでも1匹のシーバスを釣り、いよいよ新子タチウオゲームに挑戦した。
新子タチウオゲーム1投目で本命
本気モードに切り替え、前述のジグヘッドワームにチェンジしてみた。レンジを上から刻みながらのトゥイッチからのテンションフォールで、ギュンとソリッドティップが押さえ込まれた。
何と1投目でタチウオがヒット。独特の引き込みをしっかり味わいながら抜き上げ、キャッチしたのは指2本ぐらいの銀色が美しいタチウオだった。これでひと安心して、浅井君のペースに負けないようにしっかりと釣り込んでいった。
それでも彼のハイペースにはなかなか追いつかないが、それなりにスモールタチウオのもどかしいアタリを楽しめた。レンジがコロコロ変わっていくタチウオを探りながら、釣り込んでいくのは久しぶりで楽しい。その昔いろいろな仲間たちと、ジグヘッドの形状やワームの良し悪しを語りながら楽しんだのを思い出していた。
小さくてもゲーム性は最高(提供:週刊つりニュース中部版 APC・土屋英孝)
タチウオの数釣りを堪能
それなりに風も吹いてきたが、何とかジグヘッドのウェイトは1.65gで対応できた。それでもこれ以上風が強くなればウェイトアップも考えていた。
途中で風も強くなったので、ジグヘッドをチェンジするよりもカミツブシ鉛を足してウェイトアップをしたいところだが、用意していくのを忘れたのが少々悔やまれた。釣れるときにあれやこれやと試すのも楽しみのひとつなのだが。
その後は数釣りを楽しみ、ワームはズタズタ。小さなタチウオでも鋭い歯に触れると、ワームの消費が激しい。指に触れると、ガラスのように鋭い歯ですぐに出血するから気をつけたい。それでも新品のワームにすると、すぐにアタリが復活するのが面白かった。