1月13日、愛知県名古屋市中川区の荒子川へ新年の初釣りに出掛けた。「スピンキャストリール」を使用してみた。当日は、エサに食パンを使い、コイからティラピアやナマズまで都市河川釣行を楽しんだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・丹羽祐介)
22cmブルーギルキャッチ
岸際にまだティラピアが群れていたので、そこへ仕掛けを潜り込ませて放置プレイ。すると一瞬エサの食パンが消えたように見えたので、すかさずフッキング。すると足元からティラピアとは違う丸っこい魚影が現れ、体色豊かな22cmのブルーギルが上がってきた。
この川でブルーギルを釣ったのはこれが初めてで、この寒い時期に大きなブルーギルだ。これには内心ビックリ、そしてラッキーだった。
食パンで54cmナマズをゲット
続いて2つぐらい道路を横切り上流へ移動して探ってみた。仕掛けを落とし、食パンが水分を吸って膨らんできたらユラユラ上下させて誘ってみる。すると、どこからともなく集まってくるティラピアの群れ。ティラピアが掛かってくるのかと思いきや、次の瞬間、足元から現れたのは大きなナマズ。それも黄金色に輝く個体で、とても縁起が良さそうだ。
エサを前に静止したので「もしや見切られたのでは?」と思ったが、ためらいなくエサにパクついた。これはと思いスイープフッキングで対応すると、ロッドは大きく弧を描いた。引きは強く、ナマズは縦横無尽に突っ走る。ドラグ調整は万全なので切れる心配なし。じっくりナマズの引きを楽しみ、タイミングを見計らって抜き上げた。キャッチしたのは54cmの立派なナマズだった。
「パンコイ」ならぬ「パンナマ」成立だ。
手のひらサイズのコイ登場
最後に駅前広場に戻って釣り再開。すると、今度は温排水が出ているようで至る所で水面から湯気が立っていた。
シェードへ仕掛けを送り込んで様子をうかがう。しかし、しばらく置いても音沙汰なし。試しにピックアップしてみると魚が掛かっていた。ヒットしていたのは手のひらサイズのコイ。