1月とは思えない気温だ。例年通りのキビレ(キチヌ)の数釣りを堪能できるポイントでも、なかなか釣果に結びつかず完全に見失っていた。1月11日もクロダイ&キビレ狙いで港区の潮見橋周辺へ向かった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和)
潮見橋周辺でチニング
潮周りは大潮、満潮が午後5時57分221cm。干潮午前12時49分マイナス21cmと、高低差がかなりある。
午後7時30分ごろに現地着。まずは河口域周辺からスタート。潮位がまだ高いのでタングステン5gのSリグからスタート。ボトムを取りゆっくり巻いてみるが、大潮で流れが速い。だが風は緩やかなので、釣りはしやすい方だ。
雰囲気は良さそうだが、チンタらしきバイトのみでテンションは下がり気味。移動を繰り返し1時間半ほど撃つが、いい反応は得られないので上流域へ移動した。
ボトムでリアクションバイト狙い
ちょうど河辺氏も合流し、前回反応の良かったポイントへ向かう。ポイントへ着き、前回好反応のチヌ魂5g+ガルプインチホッグでスタート。沖へフルキャストしてボトムを感じながらリトリーブするが、流れが速くかなり右に流される。
しばらくするといいアタリが出るが、フッキングが甘くハリ掛かりしない。速めに巻いたり止めたりと試行錯誤しならが試していると、リアクション系の方が反応が良さそうなので、7gにチェンジ。重くすることにより飛距離はもちろんだがボトムを感じながら速く巻ける利点もあり、流れに対しても影響を受けにくい。また速めに巻いて石など障害物に当たったときに、リアクション効果も得られる。
まずは、少し離れた場所で河辺氏にキビレがヒット。やはり7gに替えてのヒットだそうだ。
少ししてようやく私にもキビレがヒットした。これを皮切りにバラシもあるが、複数匹のキビレの捕獲に成功した。しかし徐々に潮の流れが緩やかになるにつれ、7gでは反応が悪くなってきた。
ウェイト軽量化で良型クロダイ
そこで5gにチェンジしている時に、河辺氏のロッドがかなり絞り込まれた。ラインを出されながら無事にネットインすると、体高のあるクロダイを捕獲。5gに替えての1投目だそうだ。
キビレがコンスタントにヒット
テンションが上がり釣り続けると、私にはキビレが好反応のようで2匹ほどキャッチするも、干潮が近づくにつれ流れが乏しくなりバイトもなくなり始めた。そこで上げ潮に変わるタイミングで、今度は潮の流れがありそうな河口域に移動。やはり潮の流れが効いている所では反応があるようだが、今度はなかなかフッキングに至らず。
午前2時近くにようやく1匹追加して終了とした。バラシも多々あったが、久しぶりにが堪能できて満足な釣行となった。
<週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和/TSURINEWS編>
潮見橋周辺