1月上旬、内房・富浦の南ケイセンにクロダイ(チヌ)とメジナ(グレ)狙いでフカセ釣行へ出掛けた。南ケイセンは、大房岬の駐車場から距離は近いが高低差があるため、背負子があると便利だ。しばらく歩いて安全な地磯を釣り座にした。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・澤田朝寛)
41㎝の口太メジナを手中
段々と型がよくなっていくので、大型を期待して続ける。少し遠投して沈み根周辺をダイレクトに狙うとウキが入っていく。タイミングを待って大きくアワせると、竿がグイッと曲がり、重量感ある引き込みに良型を確信。
何度も沖に向かって走りだそうとする魚の動きを止めて、魚との距離を詰めると、海中から良型の姿が確認できた。
仕掛けが細いので足元にきてからも何度も疾走するのを耐え、慎重にタモに誘導。検量すると41cmの口太メジナだった。
好ゲストは32cmクロダイ
コマセをまくペースは上がるが、このあとアタリが途絶えてしまい状況に変化がないまま、夕マヅメの時刻を迎える。太陽が水平線に沈んでいく美しい風景を見ながら期待していると、ウキがユラユラと消えていった。
ひと呼吸おいてから大きくアワせると、魚が一気に沈み根に向かって走りだす。慎重に竿を操作して、ゆっくり浅瀬に誘導。
やがて、銀ピカの奇麗なクロダイを視認。足場に注意しながら無事タモ入れに成功。検量すると32cm。
この1尾を最後にウキが見えにくくなってきたので、足場を洗い流して納竿した。
<週刊つりニュース関東版 APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
南ケイセン
場所:千葉県・富浦町