寒い冬こそ最盛期人気の『ロックフィッシュゲーム』を徹底解説

冬は魚の活性が低くなり、アングラーにとっては厳しい季節。しかし寒くなればなるほど熱くなるターゲットがいる。それがロックフィッシュだ。今回は港湾部で手軽に楽しめるライトロックフィッシュゲームについて解説しよう。

（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版編集部）

TSURINEWS編集部

2020年1月16日

ソルトルアーショア

メインのリグはジグヘッド

どんなルアーでも釣れるのがロックフィッシュのいいところなのだが、効率を考えると話は別。表層からボトムまで攻めることができ、全てのロックフィッシュに有効なのが、ジグヘッドリグにストレートワームの組み合わせだ。

ジグヘッド

ジグヘッドの重さは0.5～1.5gをメインで使用する。

メインはストレートワームのジグヘッドリグ（提供：週刊つりニュース中部版編集部）

1gを基準にし、渋い状況であれば軽いものを使用し、活性が高いときは重くして手返しを重視する。ワームは2inch程度のストレートワームがボトム狙いからスイミングまで使用できて万能だ。エコギアのアクアシリーズなど、専用の保存液に入っている俗にいう「汁物」は特にバイト誘発能力が高いため、渋い状況では効果が高い。通常のワームなら月下美人ビームスティック、スパテラなどを使用する。

ワーム単体で水に浮く浮力が高いワームは、ボトムでステイさせていてもテールが立ち、ユラユラと誘うためアピール力が高い。その他、ボトム狙いに徹する場合は、根魚フラットやクロー系ワームを使用すると、フォールスピードをスローにできるとともに、岩にスタックすることを回避でき、根掛かり回避にも役立つ。カラーはグロー系、クリア系の実績が高い。

メタルジグ

メタルジグも重さを変えることで、ジグヘッド同様全てのレンジで使用できる。重さはナイトゲームなら1～2g。これならジグヘッドと同じように使用できる。リアクション重視でも5gまで。こちらもカラーはグロー系や発光体をセットできるエクストラーダのメタルジャッカーなどの実績が高い。

流行のマイクロメタルジグ（左）グローや発行体を装着できるタイプも（右）（提供：週刊つりニュース中部版編集部）

プラグ

メバルをメインで狙うときはプラグ類も使用する。メバルは斜め上を見てホバリングしているので、その上をルアー通すことでバイトさせる。比較的表層で釣れるような場合は、ルアーそのものに浮力があるプラグの方がジグヘッドより有利だ。フローティングミノーやシンキングペンシルが効果的だ。ボイルがあればトップウオータープラグを投げるのも面白い。