年末年始の連休中のオススメ釣り場を紹介。今回は、穴場的な釣り場である京急観音崎ホテル下の小磯を紹介したい。狙いは投げでのカレイ釣りだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 APC・間宮 隆)
横須賀エリアは台風の影響残る
2019年も残すところあとわずか。令和元年を振り返ってみると、とても印象に残っているのは秋に関東地方を直撃した台風15号と19号。私は長く神奈川横須賀に住んでいるが、かつて経験したことがないような強風と大波だった。
その影響で、私がよく行っていた横須賀海辺つり公園の護岸が壊れてしまい、未だに再開のめどは立っていない。近くにある横須賀うみかぜ公園は多少の被害はあったが、現在は開放されている。釣り公園が閉鎖されているため、こちらは、平日でも大混雑。釣り座の確保が大変だ。
京急観音崎ホテル下の小磯
カレイが期待できるシーズンだが、釣行をためらってしまう混み方。そこで今回は、穴場的な釣り場である京急観音崎ホテル下の小磯を紹介したい。
狙うべきカレイポイント
イチオシは少し突き出ている磯先端(図のA)。足場がよく、潮通しがとてもいいので、カレイの好ポイント。空いていれば真正面に1本、左右45度に1本ずつの3本出しで攻めたい。それぞれ20~70mに投げ分けて、ドッシリ構えて、置き竿スタイルで臨もう。
左手にはハエ根があるため、そちらに行きすぎると根掛かりする。また、右手方向はアマモが多いので多少釣りづらい。しかし、3方向のどこでも40cmオーバーが期待できるので嬉しい。
図Aが混んでいるときは図のBへ。満潮時はボードウォーク上に釣り座を構え、干潮時はフラットな釣り座が現れるので下りる。左右にハエ根があるので、根と根の真ん中を狙って30~70mを投げ分けて釣るといい。
投げカレイの釣り方
〇アワセ…コツーンと穂先がお辞儀するような反応が多く、その際は即アワセするよりも、ひと呼吸置くくらいでいい。〇エサ…青イソメの房掛け。岩イソメがあればなおいい。後者は匂いが強く集魚効果があるので、抱き合わせで使おう。
〇時合い…朝夕のマヅメ時。日中では、潮変わりの上げ下げ2時間がよくアタる。それぞれの時間帯は集中して手返しを速める。というのも、長いこと同じ位置に止めておくとヒトデが食ってきてしまう。
磯場には置き竿にできる、常連が作った手製の穴が数ヶ所開けられているので、ここを利用すれば便利。
アクセス
いずれのポイントも右手の小堤防から降りてボードウォークを歩いていくのが最も早い。京急ホテル先の右路地から入ってボードウォークを歩いて戻る道順がいいだろう。
車の場合は、横浜横須賀道路終点の馬堀海岸ICから約10分で観音崎第1有料駐車場。そこから徒歩15分くらいでポイント到着。
電車の場合は、京浜急行本線浦賀駅~バスで終点の観音崎下車、徒歩約10分。
<週刊つりニュース関東版 APC・間宮 隆/TSURINEWS編>
京急観音崎ホテル下
場所:横須賀市走水2丁目