朝夕の気温も低くなり、熱帯夜から解放された九州。9月5日は前日まで続くぐずついた天気がうそのように暑い日差しが照り付けた。今回は沖のバーチカルゲーム(縦の釣り、ジギングやタイラバなど)。SLJとアジングのリレーだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・相良宏人)
小型のジグでアジ狙いへ
残り時間も2時間弱となっていたため、アジを狙いに釣り場を大幅に移動することにした。アジがいるエリアにもマダイなどが混在するため、まずは40~60gのジグから落としていくが、あくまでもメインに狙うのはアジ。シルエットの小さいタングステンのジグを選んで反応をうかがう。
コツコツとアタリはあるが、それがアジなのかどうかは魚を上げるまで確信できない。すると同行者のサオが曲がった。サオの動きを見るとアジのような感じだが、分からない。ファイトを続けたがバラしてしまった。しかし、アジの口が切れてバラしたときのような感じで、船中の期待は膨らんでいく。
35cm超え良型アジ登場
その後、ほかの同行者のサオが曲がった。今度は慎重にファイトしていくが、アジにしては引きが強い。ヤズかネリゴかと疑いながらリールを巻いていくと、上がったのは35cmを超える大きなアジだった。
船中のモチベーションは一気に上がり、おのおのアジだけを狙うためタックルや仕掛けを替えていく。仕掛けをバチコンに替えて探っていくと反応が多々ある。
そして同行者のサオが曲がる。またしても強烈なファイトで、アジであるかどうかを疑うが、上がってきたのは37cmと、これも大きなマアジだった。
その後も魚を掛けるたびにアジであることを疑うようなファイトであったが、結果はマアジ、マルアジも交じりながらデカいアジを追加し、納竿となった。今後の海の状況に期待である。
<週刊つりニュース西部版 APC・相良宏人/TSURINEWS編>