SLJ&ボートアジングで良型イサキにマダイに37cmアジ!【長崎県】

SLJ&ボートアジングで良型イサキにマダイに37cmアジ!【長崎県】

朝夕の気温も低くなり、熱帯夜から解放された九州。9月5日は前日まで続くぐずついた天気がうそのように暑い日差しが照り付けた。今回は沖のバーチカルゲーム(縦の釣り、ジギングやタイラバなど)。SLJとアジングのリレーだ。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版 APC・相良宏人)

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ソルトルアー オフショア

SLJ&ボートアジング

昨今話題になっているSLJだが、ライトタックルでさまざまな魚種がコンスタントにアタってくるのが魅力である。メインのターゲットとなるのはイサキ、アコウ、マダイなど。ライトタックルで掛ける魚はなかなかのファイトで釣り人の心を熱くさせる。

SLJ&ボートアジングで良型イサキにマダイに37cmアジ!【長崎県】タックル図(作図:週刊つりニュース西部版 APC・相良宏人)

そしてボートアジング。SLJでも反応するアジだが、ワームの釣り、キャロやバチコンなどの仕掛け、そして専用のタックルがあると攻略の幅が広がり、より良い釣果に近づくことができる。

イサキが連発

午前6時30分に出港し、7時30分ごろ釣り場に到着した。まずはマダイやイサキなどをターゲットにSLJから開始。

エサとなるベイト(小魚)がたまっており、魚は高活性になっていた。今の時期はマダイや青物などの反応が良くなってくるが、この日はイサキやアコウの反応が良く、40cmを超えるイサキも反応していた。

SLJ&ボートアジングで良型イサキにマダイに37cmアジ!【長崎県】イサキ40cm級を好捕(提供:週刊つりニュース西部版 APC・相良宏人)

イサキの最盛期は梅雨(つゆ)時で、産卵を前に脂の乗った良いコンディションの個体が荒食いに入り、ジグによく反応する。産卵が終わると徐々に食いが渋くなり、アフター(産卵回復系)の個体がぽろぽろと単発で釣れるようになってくる。今は季節的にジグには反応しにくい時期だが、この日はコンスタントにイサキの顔を見ることができた。

アコウに大ダイでクーラー満タン

SLJ&ボートアジングで良型イサキにマダイに37cmアジ!【長崎県】高級根魚アコウ浮上(提供:週刊つりニュース西部版 APC・相良宏人)

SLJは多様な魚が釣れるため、通常のジギングよりもアタリは多くなるが、意外と釣果に差がでる。食べているベイトのサイズ感、動き、水深、ターゲットの口の大きさなどを見極め、ジグのサイズや形状、重さを替えて状況に合わせていかなければ同行者に大きな差を付けられてしまうこともあるが、これもまたSLJの魅力だと思う。

SLJ&ボートアジングで良型イサキにマダイに37cmアジ!【長崎県】大ダイも登場した(提供:週刊つりニュース西部版 APC・相良宏人)

マダイ、ヤズ、イトヨリダイなども追加し、気付けば50Lのクーラーボックスが満タンになっていた。

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