8月に入り、グッと暑さが増してきて、そろそろ「胃がもたれて食べられない」なんて人も多いはず。そんな人に向けて、夏バテ対策にもなって、そしてもちろん美味しい『マグロの漬け』レシピをご紹介します。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 東京・小谷美和 )
マグロ釣りも熱い!
8月から相模湾でコマセを使ったマグロ釣りが解禁。価値ある一尾を求めて船宿には多くのファンが詰めかけています。一日クルージングで終わってしまうこともありますが、ナブラを見つければ船内のアドレナリンは急上昇。
今年もようやくコマセに食いだしチャンス到来。ぜひ狙ってみてください。
栄養素
実はサバ科の魚だというのはご存じでしたか?正しくは、スズキ目・サバ科マグロ属に分類されます。
外洋性の回遊魚で、赤身と脂身(トロ)に分けられます。マグロのたんぱく質は良質で、特に赤身には豊富に含まれています。100g当たりの含有量は卵や鶏肉よりも多く、低エネルギーです。
たんぱく質は筋肉や内臓の構成成分であり、免疫力を高める効果もあります。また、血合いの部分には鉄分や美肌効果のあるビタミンEが多く含まれているので、この夏の疲労回復や美容やダイエットの強力な味方ですね。
トロは「脂身」というくらいなので当然脂質が多く、クロマグロで比較すると赤身のおよそ20倍もあります。脂質が多い分、エネルギーは高くなりますが脂溶性ビタミンも豊富に含まれています。(鮎の「ビタミンについて」参照)
今回は、我が家の定番レシピの漬けを作ってみました。あまり使わない味付けではありますが、簡単ですのでぜひお試しあれ。
マグロの漬けレシピ
材料
(二人分)
マグロ 200g
ごま油 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
醤油 少々~小さじ1
作り方
1.マグロをお好きな形の切り身にします。
2. 調味料をすべて加えて混ぜます。
3.できあがり。
ポイント
醤油は塩味の調整でお好みの量をお使いください。少し水っぽいマグロに当たってしまった時も、このタレに漬けて食べれば美味しく頂けます。今回はご飯に盛り付けて刻んだ紫蘇を乗せました。他に、すり下ろした山芋や薬味を乗せてお好みの丼にするのもいいですね。
漬けを一晩寝かせると旨味が凝縮してまた格別です。漬け茶漬け等にしてもいいでしょう。
<週刊つりニュース関東版 東京・小谷美和 /TSURINEWS編>