栄養士がオススメする夏バテ対策レシピ:アユの冷や汁風御膳

栄養士がオススメする夏バテ対策レシピ:アユの冷や汁風御膳

8月に入り、グッと暑さが増してきて、そろそろ「胃がもたれて食べられない」なんて人も多いはず。そんな人に向けて、夏バテ対策にもなって、もちろん美味しいレシピを栄養士が紹介。今回は、『鮎の冷や汁風御膳』です。

(アイキャッチ画像提供:東京・小谷美和)

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

その他 レシピ

アユの友釣り

縄張りを守る習性を用いてオトリを使った釣り方が特徴的なアユのトモ釣り。全国でファンが多い釣りものの一つですね。河川には天然遡上魚と養殖魚が入り交じり、掛けたアユの追星がくっきりしていると思わずニンマリする人も多いはず。

土用隠れ(夏の土用の高水温時に、魚が深場に移動して釣れなくなること)のこの時期は釣るのが難しいとされていますが、もし釣れたら冷や汁と一緒に食べてみてはいかが?

アユの栄養素

栄養士がオススメする夏バテ対策レシピ:アユの冷や汁風御膳焼いた鮎(提供:東京・小谷美和)

天然物と養殖物の違いと言えば特有の香りが代表的ですが、栄養価も違うことをご存じでしたか?

養殖物は天然物に比べて約三倍の脂質を持ち、脂肪に溶ける脂溶性ビタミンについても養殖物の方が多く含みます。天然物の方が高級品として扱われますが、養殖物だって負けていませんね。

共通で言える事は、ミネラルを多く含む事。また、鮎を食す際の醍醐味と言える内臓に多くのビタミンAを含みます。体を整える微量栄養素は体内で生成されないので、夏バテ対策としても積極的に取りたい栄養素です。とはいえ「鮎の内臓でも苦手」という方、薬味をたっぷり入れた冷や汁と一緒に苦みも楽しむのはいかがでしょうか?

ビタミンについて

ビタミンは、水に溶けやすい水溶性(主にB群とC)と、油に溶けやすい脂溶性(A、D、E、K)に分けられます。どちらも体内ではほとんど合成することができないため、食物から摂取する必要があります。

水溶性ビタミンは尿などから体外へ排出されやすい一方、脂溶性ビタミンは体内で脂質と結合するので、水溶性ビタミンに比べて長期間の貯蔵ができる特徴があります。水溶性ビタミンはこまめに摂取、脂溶性は油と一緒にすることが両者の特徴をふまえた効率のいい摂取方法と言えます。

鮎の冷や汁風御膳レシピ

栄養士がオススメする夏バテ対策レシピ:アユの冷や汁風御膳冷や汁の材料(提供:東京・小谷美和)

材料

(二人分)
アユ          2匹
木綿豆腐        1/2丁
オクラ         5本
青じそ         3枚
ミョウガ        1個
だし汁(冷やしておく) 400cc
みそ          大さじ2
白すりごま       大さじ3
ご飯          2膳

作り方

A.アユは塩焼きにする。

B.木綿豆腐は一口大にちぎり、ペーパータオルなどで水気をきる。

C. オクラは茹でて小口切り。青じそ・みょうがは千切りにする。

D. 大きめの器にみそを入れ、だし汁を加えながら溶きのばす。

E. Cに、A・B・白すりごまを入れて合わせ、食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておく。

栄養士がオススメする夏バテ対策レシピ:アユの冷や汁風御膳材料を混ぜるだけ(提供:東京・小谷美和)

F. ご飯に冷や汁をかけ、アユの身をお好きなだけのせていただきます。

ポイント

栄養士がオススメする夏バテ対策レシピ:アユの冷や汁風御膳すり身をのせる(提供:東京・小谷美和)

本来の冷や汁は魚の身をすり鉢ですりますが、鮎の身と香りを楽しみたいので後で乗せる形にしてあります。だしやみその種類は何でも合うと思いますが、お使いの物によって塩分量が違うので味を見ながら調整してください。今回はアゴだし(顆粒)と麦みそで作りました。

<週刊つりニュース関東版 東京・小谷美和 /TSURINEWS編>