6月8日、スーパーライトジギング(以下:SLJ)で、三重・尾鷲のDEEP BLUE(ディープブルー)へ乗船してきた。今回のメインの狙いはイサギだ。
たたく引きでイサギ登場
少しするとその群れもどこかに行って、キャストして上の層から探っているとカツカツッとアタリが…。引きもたたくような引きで「本命かな」とワクワクで上げてくると、本命のイサギだ。イサギのアタリと引きは、見た目に寄らずとってもアグレッシブ。サイズも大きくなると、とても楽しい。
時合いらしいのがなく、拾い釣りのような感じで皆でポツポツキャッチしていく。けれど、上手な人は順調にキャッチしている。
田中さんは、フォール、食わせの間、タナを探って渋い時間もキャッチ。サメがずっとウロウロしているのも関係しているのか、イサギの反応はあるものの、底付近にいる様子。
ジグが空を舞う?
そうこうしていると、同船者さんに何かヒットし「何かな~、イサギではなさそう」と言っていると、水面からジグを付けたまま、何か飛び出した。一瞬飛んだ?
そう。羽根を広げて飛ぼうとしたのだ。
前回も数匹釣れたのだが、今回も水面を巻いていると、たまにトビウオが釣れた。ジグで釣れるのを初めて知り、ちょっと興奮してしまった(笑)。
トビウオのサイズは25cmくらいあり、釣り上げると独特の匂いがあるが、鮮度よく持って帰り、その日のうちに刺し身にすると、見も透き通っていて、ビックリするくらい美味しい。釣り人特権だ。
帰りの磯周りで今度はグレ
納竿時間も段々と迫ってきたので、帰りながら最後のポイントへ。磯のサラシ回りをもう一度やって帰ることにした。
すると、午前中イシダイを釣った林君、またまた何やら違う魚をキャッチしていて、見ると朝のイシダイに続き今度は良型のグレ。そして、川口船長が「サラシのあそこ狙ってみて」と教えてくれたポイントに投げると、見事にイサギをキャッチできた。流石によく熟知されており、とても勉強になった。