ライトゲームで使用する軽量ジグヘッドに、比重の高いフロロカーボンのラインを付けた場合、フロロカーボンの太さ(lb)で沈下速度が変わるのか?水槽で実験してみました。
フロロカーボンの特徴
フロロカーボンラインの特徴は、水に沈みやすい・根ズレやキズに強い・風や潮の影響を受けにくいというメリットがあり、メバリングなどライトゲームに使われる代表的なラインです。
その中でも狙う魚種のサイズやポイント、仕掛けによって太さを変えていきます。
より細いラインを使うメリット
・風や潮の影響が軽減される。
・アタリがわかりやすく、感度が上がる。
・飛距離が伸びる。魚からラインが見えにくい。
より太いラインを使うメリット
・強度が増すので障害物の多い場所で釣りやすい。
・大物にも対応できる
太さによる沈下速度の変化
では、水への沈下速度はどのくらい変わるのでしょうか?今回は、ジグヘッド0.9gのものにワームは1 3/4 inchのシャッドテールワームを使用。フロロカーボンライン2lb、3lb、6lbで検証してみた。
結果は、淡水、水槽検証結果の動画の通りでした。
実際の釣りに置き換えた場合その日の風や潮の条件で変わってきますので、そのことを十分に考慮した方がいいでしょう。
この差が大きいと感じるか、小さいと感じるかは釣り人次第。例えば、沈下速度が「それほど変わらない」と感じたのであれば、不意の大物もしっかりキャッチしたり、根ズレしやすいところでも安心な太いラインを使った方がよいのでは?という考え方ができます。
一方で「大きな差だ」と感じる人は、ライン毎の使い分けて沈下速度の違いを釣りに活かすようにすればいいと思います。