アジングの魅力は、ヒットまでのゲーム性の高さ、そして豆~ギガサイズまで幅広く狙える面白さにあり。そんなアジングを始めたいけど「最初のロッドは何にしよう…」と迷っている人や、中堅クラスのロッドで「この1本!」というロッドを探している上級者までお勧めなのが、オリムピックの「18コルト」だ。今回は、メタボアジが釣れることで話題の海上釣り堀・小島養漁場でのデイゲームも紹介。
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海上釣り堀でデイアジング
5月24日、大阪・泉南郡にある小島養漁場に釣行。ここは今話題の「アジが釣れる」海上釣り堀で、午前(6~12時)なら4000円、午後(12~17時)なら3000円と通常の海上釣り堀と比べるとお安い。また、昨年から始めた夜釣り(18~22時)営業も大人気。
天然?メタボアジ
ここのアジはちょっと特殊。小島養漁場は自然の入り江を金網で囲っただけの釣り場。その金網の隙間から稚アジが侵入し、まきエを食べて成長、そのまま出れなくなって居着きとなっているのだ。
この釣り場では、まきエにイワシやコノシロなどのミンチが提供されており、それを食べて育ったアジは丸々と太ったコンディションのいいメタボアジとして評判。今回はそんなアジを日中に狙うぞ。
大量の「見えアジ」
釣り場着は正午過ぎ。空は快晴で、陽が燦々と照っている。アジングの好ポイントは桟橋入口から曲がり角手前まで。特に曲がり角手前がいいらしく、そこに行ってみると、いるわいるわ、表層に大量の「見えアジ」。他にサバ、シーバス、カワハギの仲間らしき魚も泳いでおり、さながら天然の水族館。
『マキエパターン』で攻める
サオを出すのはオリムピック広報の藤原さんで、この釣り場は初めてとのこと。到着時は干潮で、桟橋から水面までの距離もあったので、サオは18コルトの642L-HSを用意。
どう攻略するかと思案する藤原さん。基本はジグヘッド単体で攻めるつもりだが、「見えすぎて食わなそう」なのと「アジはマキエばかり食べているので、ふわふわとさせて誘ったほうがよい」と判断し、スプリットショット(オモリ2.5g)で深場を狙う。すると早速ヒット!
この釣り場のアベレージである20cm前後が釣れた。
ふわふわフォールがパターン
お次はジグヘッド1.8g単体でリフト&フォールを試してみる。隣にエサ釣りの人がいるので、マキエから離れた所にいるアジを狙うと、きた!ややサイズアップしたアジをゲット。
フォール中にヒットすることが多いようで、やはりマキエのようにふわふわと落としていくのが、この釣り場のアジの攻略法のようだ。
アジングの外道でマダイ?
それからはアミエビのワーム1.3inchにスプリットショットで2連発。丸々としたアジの体型に「コンディションがいい」と藤原さんも太鼓判。
さらに突然のサプライズでマダイ40cm級がヒット! 海上釣り堀ならではの「外道」にビックリだった。
捕食行動が下手!
6匹目は、巻きを止めた時に食ってきた。そして藤原さんはアジのパターンをほぼ理解。
「基本的に食うのが下手な子ばかり・・・」。
普段からマキエしか食べていないアジは、どうやらワームを止めるかフォールした時にしか食いつかない様子。
適材適所のロッド選択
そこで最終的にたどり着いたリグは、ジグヘッド0.4gの単体で、ワームは2inchぐらい。ワームを軽いものに変えたことと、潮位が上がってきたのもあり、ロッドは18コルトのGCRTS-612L-HSに変更。
適材適所のロッド選択で、アジを次々と攻略していく。