まだグレが釣れだしたという情報はなく期待と不安が入り混じる中、5月6日、波止グレ(メジナ)初体験の釣友二人を含む4人で谷一渡船にお世話になり、兵庫・神戸港の沖に位置するポートアイランド赤灯波止、通称ポーアイ波止に、フカセ釣りでグレを狙って出掛けた。
最終釣果と今後の展望
しかしこの日はチヌが終始元気で、釣れるタナも1ヒロ以内まで浮いてくる始末。型もよく最大49cmまでを8匹釣り上げた。とはいえ、潮が動くとグレの活性も上がり、真っ青なグレが姿を見せてくれて、納竿のお昼までに15匹釣ることができた。釣友も3~4匹グレを釣ることができ、波止グレの難しさと楽しさを味わえたようだ。
波止グレの魅力は、ゲーム性の高さ。まきエサとさしエサの同調が大前提となり、まきエサ、仕掛けの投入、ラインコントロールの手返しを早くし、小さいアタリをとらえるかが釣果を伸ばすコツである。引きも30cm前後となると猛スピードで突っ込むので、バラしやすくなる。いかにグレを怒らせずに浮かせるかがコツである。
当日は29cmが最大であったが、これからは30cmを超えるグレも交じるので、皆さんもゲーム性の高いグレを狙ってみてはいかがだろう?
<谷脇英二郎/TSURINEWS・WEBライター>
谷一渡船