東京都にある伊豆諸島は多くのアングラーに人気のある観光地。今回はそんな伊豆諸島での海釣りキャンプを紹介する。離島ならではの自然と満天の星空の中、焚き火を囲みながら自分で釣った魚を食べるのは別格。ぜひ体験してみて欲しい。
筆者オススメキャンプ場
それでは伊豆の自分的にオススメのキャンプ場を紹介していきましょう。
都立多幸湾ファミリーキャンプ場
都立多幸湾ファミリーキャンプ場のある神津島までは、浜松町の竹芝桟橋から高速船で3~4時間ほど、夜行便のフェリーなら10時間近く必要になる。
そんな長旅の疲れも、キャンプ場からすぐの多幸湾の絶景を見たらすぐに忘れてしまうはず。また、敷地も広く、伊豆諸島の奥の穴場的なスポットのためハイシーズンでも快適に過ごせることも。
有料のキャンプ場だが、キャンプ道具のレンタルもあり、お風呂やコインランドリー、売店など設備も充実。
釣り場も近く、キャンプ場から徒歩5分ほどで多幸湾の桟橋へ行ける。この桟橋ではカンパチやシマアジ、イサキ、アジなど回遊魚の釣果が期待できるほか、メジナやマダイ、カワハギなど色々な魚が生息している。
カゴ釣り仕掛けを持っていくと、回遊魚も含めて多彩に狙えるのでオススメだ。
また、多幸湾にはサーフも広がっておりショアジギングでヒラメやマダイ、ヒラスズキなどを狙うこともできる。
船の発着は島の反対側にある神津島港がメインだが、天気等により多幸湾になることもある。多幸湾に船が着いた場合でも食材やエサの買い出しなどは神津島港側の街に出る必要があるので、バスかレンタカーを利用しよう。神津島港と多幸湾を片道10分程度で行き来できる。
トウシキキャンプ場
竹芝桟橋から高速船で2時間、手軽に行くことができる伊豆大島のトウシキキャンプ場もオススメだ。
キャンプ道具は持ち込みの必要があるものの無料で利用でき、ゴミ捨て場や炊事場など設備も整っておりタダとは思えないほど快適に過ごせる。隣接されているトウシキ遊泳場で磯遊びやシュノーケリングのアクティビティーも可能。
キャンプ場から徒歩15分程度の波浮港の桟橋では青物やマダイ、メジナなどが釣れるほか、沖縄では「タマン」として人気のターゲット・ハマフエフキもぶっこみ釣りで狙える。東京近郊では中々顔を見られない魚なので狙ってみても面白い。
キャンプ場利用の際は事前に大島町観光課へ予約が必要。
まとめ
これからのアウトドアにぴったりになる季節、離島への遠征キャンプなんていい思い出になりそうだ。
大物を釣ってみんなのヒーローになって、釣れたての魚をみんなで食べたら最高なのは間違いない。
<渡辺/TSURINEWS・関東 編集部>