手軽で楽しい陸っぱりの釣り。特に堤防は足場がよく、初心者や子どもにも最適なフィールド。でも、自然相手のレジャーだけに安全対策は大事。今回は、知っておきたい「波止で釣れる危険な魚」を紹介します。
5,番外編/スベスベマンジュウガニ
・危険レベル:★★★★★
・危険部位:筋肉
詳細・性質
甲羅の独特な文様がかっこいいカニです。釣りエサとして販売されていますが、体内に毒を持っています。食べると命を落とす危険があります。「お腹が減ったから」とか「バーベキューしようぜ!」とか言って、はしゃいで食べたりすると大変なことになるでしょう。
毒の種類
テトロドトキシン、麻痺性貝毒
対処
解毒方法は見つかっていません。速やかに人工呼吸をおこない、すぐに救急車を呼びましょう。麻痺性貝毒もテトロドトキシンも同じく、呼吸困難を引き起こします。
まとめ
身近に釣りに行く波止や港でも毒魚は割と釣れます。釣れた魚をとりあえず触ろうとするお子さんもたくさんいます。フグなどは触っても大丈夫ですが、ゴンズイやオコゼなどのトゲがある魚は素手で掴むのはNG。
安全には十分注意をして、夏の釣行を楽しもう!
<大谷/TSURINEWS・関東編集部>