波止から釣れる『毒を持つ魚』5選 簡単に釣れちゃうからこそ危険!

手軽で楽しい陸っぱりの釣り。特に堤防は足場がよく、初心者や子どもにも最適なフィールド。でも、自然相手のレジャーだけに安全対策は大事。今回は、知っておきたい「波止で釣れる危険な魚」を紹介します。

TSURINEWS編集部 TSURINEWS編集部

その他 お役立ち

1,ハオコゼ

ハオコゼ

・危険レベル:★
・危険部位:背びれ

詳細

背びれのトゲが毒腺を持っており、刺さると数時間、軽い痛みが続きます。重症化すると嘔吐や下痢、腹痛、呼吸困難に見舞われます

毒の種類・性質

詳細は未解明ですが、熱で急速に分解される性質を持つことが分かっています。

対処

まずは傷口を確認。トゲが残っている場合は除去します。刺された箇所をつねって毒を輩出してから、傷口を火傷しない程度のお湯に浸けて毒を分解します。45℃前後のお湯の温度に30~90分浸すのが理想です。

2,ゴンズイ

ゴンズイ

・危険レベル:★★
・危険部位:背びれと胸びれの第一棘条

詳細

刺されると激痛に見舞われます。対処をおこたると、刺された指から肩まで腫れ上がるほどの症状に見舞われることがあります。重症化すると嘔吐や下痢、腹痛、呼吸困難に見舞われます

毒の種類・性質

ハオコゼと同種で熱で急速に分解される性質。

刺されたときの対処方

ハオコゼと同種の毒で熱に弱い性質を持ちます。まずは傷口を確認。トゲが残っている場合は除去します。刺された箇所をつねって毒を輩出してから、傷口を火傷しない程度のお湯に浸けて毒を分解します。45℃前後のお湯の温度に30~90分浸すのが理想です。

3,エイ類

アカエイ

・危険レベル:★★★
・危険部位:尾にあるトゲ

詳細

すべてではありませんが、尾に毒トゲを持つ種があります。代表的なものはアカエイ類。尾の中央部分に1~数本を有しています。上記の2種と違い、暴れて尾を振り回し、積極的に攻撃する悪質さがあります。釣れたらハリスを切ってしまいましょう。近づかないほうが無難です。

重症化すると嘔吐や下痢、腹痛、呼吸困難に見舞われます

毒の種類・性質

ハオコゼやゴンズイと同種、熱で急速に分解される性質。

対処

この毒も熱に弱い性質を持ちます。まずは傷口を確認。トゲが残っている場合は除去します。刺された箇所をつねって毒を輩出してから、傷口を火傷しない程度のお湯に浸けて毒を分解します。45℃前後のお湯の温度に30~90分浸すのが理想です。

4,フグ類

クサフグ

・危険レベル:★★★★
・危険部位:筋肉や内臓

詳細

種類によって毒を持つ部位、毒性が違います。筋肉に毒を持たない(または弱毒)種類が食用として流通しています。

テトロドトキシンという強力な神経毒を有している場合があり、食すると呼吸困難から死に至りますが、食べなければ問題はありません。見ている分には安全でかわいい魚です。

ハイブリッドといわれる、別種のフグが掛け合わさった個体が確認されています。これらは、どこの部位に毒を持っているかまったく分かりません。絶対に個人の判断でさばき、調理、食するのはやめましょう。

毒の種類・性質

ふぐの毒はテトロドトキシンと言われる物質です。青酸カリの500から1000倍の毒性があると言われています。

対処

熱にも極めて強い耐性があり、現在、解毒方法は見つかっていません。神経毒は、人体の神経伝達を遮断する能力があります。正常に呼吸ができなくなり、窒息死する流れです。毒は時間とともに体内で分解されて排出されますが、当然、間に合いません。その前に死亡してしまいます。中毒症状がでたら、周囲の人は速やかに人工呼吸をおこない、同時に救急車を呼ぶ必要があります

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