資格取得で釣りの世界がさらに広がる。今回はそんな資格のなかでも運転免許に着目。資格内容や取得方法、それぞれどんな釣りのシーンで活躍するかを紹介。
免許の種類
車の免許取得をきっかけに行動範囲が広がり釣りにのめり込んだという人も少なくない。
普通自動車免許は圧倒的に取得者が多いので今回はそれ以外の釣りに使えるお勧めの運転免許3種を紹介。
①自動二輪車
②牽引
③小型船舶操縦士
自動二輪車
いわゆるバイク・オートバイの運転に必要な免許で、主に以下の7種。
A)原付免許
排気量50cc以下の二輪車の運転可(普通自動車免許所持でも運転できる)。16歳から取得可能で試験場での学科試験を合格し、運転講習の後交付。
<オススメ!!>
B)小型限定普通二輪免許
C)AT小型限定普通二輪免許
二輪車の免許を新規で取るのを検討しているなら個人的にイチオシの免許。排気量125cc以下の二輪車の運転に必要。AT限定は変速器のついていないいわゆるスクーターなどの運転に限定。
D)普通二輪免許
E)AT限定普通二輪免許
F)大型二輪免許
G)AT限定大型二輪免許
普通二輪は排気量400cc未満、大型は排気量の制限なし。
AT原付は他免許同様。
試験場での学科、実技試験に合格するか、指定教習所で学科、実技講習の後卒業検定に合格→試験場で学科試験(普通、大型自動車免許や普通、大型二輪免許所持者は試験なし)で交付。いわゆる「原付2種」と呼ばれるカテゴリの二輪車はこの免許でカバー。
原付2種のメリット
先ず、原付2種のメリットが以下になる。
すぐ取れる(かも)
普通自動車免許保持者などがAT限定小型二輪免許を取得するさいの教習所での技能講習は最短2日間と早い。
車両ラインナップ多く、各車両メーカーも注目するカテゴリでスクーターやオフロードタイプなど車両選択肢の幅が広がる。
ファミリーバイク特約
自動車保険のファミリーバイク特約が適応されるケースがほとんどで保険料が格安。維持費、燃費安い。
車両にもにもよるが、ホンダのスーパーカブ110はメーカー発表63.5km/lという驚愕の燃費。そして重量税なし、軽自動車税は¥2400(年)と格安。
当然デメリットもあり・・・
排気量125cc未満の上記カテゴリでは高速道路には乗れない。そこで、【高速などを使用する遠出は車】、【近場は原付2種】での利用がいい。
こんな釣りに最適
・駐車スペースに困る都市部のシーバス釣り
・細く険しい山道に入る渓流釣り
・フットワークよくラン&ガンする陸っぱりバスフィッシング
・近場の釣り全般にお勧め
・きっと貴重な武器になるはず。
D)以下の免許のメリットは
◆高速OK
小型免許で利用できなかった高速道路の利用が認められてる。必然的に遠出がしやすくなる。
◆車両選択肢もさらに広がる。
オフロードタイプやサーキットを走るようなスポーツタイプ、また10代の頃にあこがれたビンテージ大型バイクなど、車両選択肢は広がる。大人の魅力が詰まった一台を選ぼう。
また将来大型へのステップアップを検討するならば一気にこちらを目指す手もある。
二輪車全般のメリット
二輪車全般にはメリットがいくつかある。
◎免許種類により16歳から取得可
車の免許がまだ取れない10代アングラーの味方。また税金や維持費が俄然安価。重量税などは四輪車よりもお財布にやさしい。
◎省駐車スペース
保管場所を確保しやすい。
◎狭い道もスイスイ
山道や港周辺の入り組んだ道などはお手の物。海岸沿いを走るだけでも車とは違った楽しさがある。仮にボウズでも気分爽快?(※運転には気をつけて)