ゴールデンウィークはどこも混みあうもの。宿泊場所の確保は最優先だが、満室だったりシーズン料金だったりでなかなか希望どおりにはいかない。選択肢に『道の駅』での車中泊を考える人はいるだろう。ここでは海にアクセスしやすい駅を紹介する。
【茨城エリア】
茨城県での車中泊可能な道の駅。
日立おさかなセンター
茨城日立の海から、わずか数百mに位置する。新鮮な魚介類の販売や浜焼きなどを楽しむ店が並び、観光スポットとしても人気が高い。休日になもなれば多くの観光客でにぎわう。
7.5kmほど北へいくと「湯楽の里日立店」があるので入浴はここを利用するといい。
竿を出せる場所は各所にあり、数は少ないがエサを売る釣具店はある。
【外房エリア】
外房エリアでの車中泊可能な道の駅。
季楽里あさひ
海までは直線距離にして4kmほどに位置する。駐車場はもちろん、トイレも24時間使用可能。ほか、直売施設、レストラン、情報発信スペースや芝生広場がある。
ファミリー向けの施設であり、市の情報発信や交流.地域活性化などの拠点としての役割も担っている。釣りだけでなく、翌日の観光拠点としても活用できる。4kmほどの距離に「天然温泉 旭の湯」があるので、入浴はここを利用するといい。
【南房エリア】
南房エリアでの車中泊可能な道の駅。
ちくら潮風王国
海に面している道の駅。芝生広場や漁船のレプリカ展示など観光スポットとして整えられている。
房州海老(イセエビ)、アワビ、サザエ、クジラなどの名産品、近海でとれた新鮮な魚介類、干物、加工品を扱う鮮魚店がある。銘菓などの土産も並んでいるので購入してもいいだろう。
レストランやトイレが完備されている。館山方面に8kmほど行った野島崎公園灯台に入浴施設「白浜温泉」がある。海岸沿いに面しているので釣り場に困ることはないだろう。
鴨川オーシャンパーク
海に面している。サザエやピラミッドをイメージさせるユニークな外観はインスタ映えスポットになり「面白い写真が撮れて楽しい」と人気。
24時間使用可能な屋内休憩所、ドッグランなど多様な施設がある。レストランや物産館を完備。観光にも最適だ。近隣に多くの宿泊施設があり、日帰り入浴ができるところがあるので、そちらを利用するといい。
接する江見太夫崎港の青木丸では4月中はヒラメ専門で出船。また、周辺にはルアーでヒラスズキを狙うような地磯も多い。
【内房エリア】
内房エリアでの車中泊可能な道の駅。
保田小学校
海まで2kmほど。2014年に廃校した「町立保田小学校」をリニューアルしており、黒板などの設備はそのまま残しているユニークな駅だ。
懐かしの給食メニューを提供する「里山食堂」や体育館を利用した特産品直売所「里山市場きょなん楽市」などがある。教室の面影を残す宿泊施設「学びの宿」、元職員棟2階を改装した温浴施設「里の小湯」などがある。
保田海岸や勝山港へは交通状況にもよるが車で10~20分ほど。
【山梨エリア】
山梨県での車中泊可能な道の駅。
とみざわ
海までは26kmで、内陸に位置する。その日の朝にとれた新鮮な野菜などを売店で販売。地元で生産している農家が納品している。直接仕入れで低価格なのが魅力。ワインコーナーもあるが、飲みすぎないように注意してほしい。5kmほどの位置に「なんぶの湯」があるので入浴はここを活用したい。
【静岡エリア】
静岡県での車中泊可能な道の駅。
伊東マリンタウン
海に面している大型の道の駅。海の駅でもありマリーナが併設されている。海が見える日帰り温泉、足湯、レストランや土産物ショップなどが立ち並ぶ。遊覧船があり、釣り以外の楽しみもあるので家族連れに最適。車中泊でも人気が高く、連休には停められないほど混みあうので早めに行動したい。
遊覧船イルカ号は犬や猫とのペットと乗船OK。
開国下田みなと
下田港の近隣にあり、海に面している。新鮮な魚介類を楽しめるレストランや、例年、下田で開催されているカジキ釣り大会の歴史を紹介するミュージアム、海産物の直売所などがある。
観光案内所も設置されているので、家族サービスの際には活用するといいだろう。近隣に複数の入浴施設がある。
短時間の釣行プランが充実したボート店や、沖磯への渡船、銭洲遠征船など。さまざまな釣りが楽しめるエリアだ。
※漁港内など「立ち入り禁止」、「釣り禁止」の場所ではくれぐれも竿を出さないように心掛けてほしい
<TSURINEWS・関東デジタル編集部>