テーマは「聖地・ビン沼を攻略するぞ」。正午には50枚を突破し絶好調の吉田。好調の理由を聞くとそこにははからずも記者・関口の釣りが大きく影響していた。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)
50枚超えの理由は?
さて、ここまで記者が巻き起こしたトラブル(コイによる竿のロスト)で、二度も迷惑をかけつつそれでも順調に数を伸ばしてきた吉田。釣り方は竿10尺両ダンゴの宙釣りで、タナはメーター付近。
スタートこそ12尺竿だったが「これならもっと短くてもイケる!」とみるや即座に竿替え。それが功を奏し、正午の時点で釣果は50枚を超えていた。今どき管理釣り場でも容易ではないと思われる数字だが、吉田はそれを難なくクリアしてしまった。しかもそれをビン沼で。
浅ダナタックル(作図:週刊へらニュース編集部・関口)「いえいえ今日はこんな天気なので、釣り人も少なく人災がなかったんですよ。混んでいたらこうはいかなかったと思います」
確かに当日は小雨模様で釣り人の数は普段の半分にも満たなかった。ゆえに人災が避けられ、こんな記者でも同時刻に吉田の半分は釣っていたはずだ。つまり50枚という数字が、そもそもスゴいのかどうなのか正確な判断はつかない。しかしそれでも周囲と比べても釣れていたことは確かだ。
ちなみに竿替えをしたことによるメリットはすでに理解できているから、ほかに何がよかったのか挙げられる?たまには先生っぽく頼むよ(笑)。
「カンベンしてくださいよー」
ポイントはエサ持ち
いいから、いいから。
「だとしたらエサ持ちですね。関口さんも手こずっていた上層にいる小ベラの層を突破させると型がそろいましたし、カラツンも減らすことができましたから」
うん。確かにあの小ベラのカラには参ったよ。
それで何をしたの?
「まずウキをフレッタ1番から3番へサイズアップしました」
吉田作フレッタを使用(提供:週刊へらニュース編集部・関口)オモリ量を増やして落下速度を速めたわけね。
「はい。一気に番手を上げた効果は確かにありました。ですが今度はカラツンも目立つようになったんです」
なるほど。エサ慣れしたビン沼の魚には微妙にズレていたってことね。まっ、オレはカラツンだらけだったけどね。
「難しいところですよね(笑)。なのでそれまでネバる素材としてカルネバを使っていたのを浅ダナ一本に差し替えてみたんです」
なるほどね。その手があったか!
「ですがそれだと今度は微妙に持たないんですよ。持つ時もあれば持たない時もあるみたいな。ただ持たないとアタリは出ないので、それでハリをバラサ6号から7号にしたんです」
オレなんか10号だぜ!
「ですよね。だからエサも持つし常にアタってたんじゃないんですか。大いにカラツン食らってましたけど(笑)」
最終釣果は63枚
悪かったよ。でもそれで好調を維持できたわけね。
「好調かどうかは別として、それなりのペースには持っていけました」
ということは、オレもカルネバを浅ダナ一本に替えればもっとヒット率を上げられたかな?
「それは何とも言えませんねぇ(笑)。そもそも関口さんのは仕掛け自体が太いですし、大きくしたとは言えそれでもボクのほうがハリ自重はおそらく軽いですし、ウキの浮力も違うでしょうから」
当日のブレンドエサ(提供:週刊へらニュース編集部・関口)だよなぁ。2年1組の仕掛けじゃあ比較にもならないしね。
つまりまとめると、釣れていた時のエサをいかにナジませるか。そこが今回のキモだったってことかな?
「そうなりますね。ただ今回はそれがウキとハリでしたが、場合によってはハリスの長さだったり竿の長さであったり、それこそカルネバがいい日もあると思うんですよ」
確かにね。まっ、おれはいつもカルネバだけどね(笑)。
なお正午以降も釣りを続け13時30分に納竿した吉田の釣果は63枚だった。夕方まで粘れば3ケタの大台に乗ったかもしれないが、吉田にラーメンをごちそうしなければならなかったので、今回はこれで終了とした。
「えーっ、2度も竿を拾ってあげたのにラーメンだけですか(笑)」
次回は「祭りじゃ祭りじゃ新ベラだ」です。
<週刊へらニュース編集部・関口/TSURINEWS編>
ビン沼川




