大阪湾奥の人気釣り場「南港魚つり園」に青物が戻ってきた。さらに、実に3年ぶりとなるタチウオも登場。大いに盛り上がっている南港魚つり園での3日間の釣行をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)
南港魚つり園に青物が戻ってきた!
今年の南港魚つり園では、昨年の9月21日より1日遅い9月22日に、秋シーズン初となるブリが上がった。本格的なシーズンインへの期待が高まったものの、9月26日を最後に青物の釣果が途絶えた。この間、サビキ釣りは好調だった一方、ルアーを投げるアングラーは日増しに減っていった。
9日ぶりにサワラにサゴシ登場
状況が変わったのは10月5日(月)。9日ぶりにサワラ、サゴシが上がったことで、釣り場に活気が戻り始めた。平日の夕マヅメに連日青物を狙っていた筆者も、翌6日(火)の正午前に釣り場へ入ると、前日の倍以上と思われるアングラーがルアーを投げていた。
このところ、大小さまざまなエソの釣果が増えていた。この日、筆者も数匹をキャッチ。ボトムから巻き上げると、中層上部でもバイトが出るほど高活性だった。小型のサゴシかと思わせる大型のエソも交じった。
シルエット小さいルアーで狙う
南港で釣れるサゴシは、まだ40cm台が中心という印象だ。ベイトも小さいのではと考え、シルエットの小さい「メタルマジックTG 40g シルバー」(アクアウェーブ)に変更した。朝イチのブリ以外、まだ目立った釣果は聞こえてこない。
14時20分、3投目。ワンピッチジャークで6回誘いを入れ、続けて速巻きを26回転ほどしたところで待望のヒット。エソとは明らかに違う暴れぶりだった。足元まで寄せたものの、抜き上げでバラしてしまった。
サゴシ2本キャッチ!
ルアーローテーションで再び同ルアーを投入した15時29分、誘いからの速巻きの途中、体力を温存しようと巻きを緩めたところでヒット。今度は抜き上げに成功し、自身9月24日以来となるサゴシをキャッチできた。さらに16時5分にも1本を追加。
2本をキャッチできたことに満足し、閉園1時間前に珍しく早上がりとした。ところが、帰宅後に驚きの情報が公式から発信された。閉園30分前以降に、タチウオが3本上がったというのだ。
小型ルアーへの反応が良かった(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)3年ぶりのタチウオを手中!
翌開園日の10月8日(木)は、朝イチにブリ、サワラ、サゴシが合計10本以上上がる復調ぶりを見せた。筆者が正午前に釣り場へ入ると、ルアーを投げるアングラーの数もぐっと増えていた。
この日の午後は園全体で青物の釣果に恵まれず、ひたすらエソが釣れ続いた。同じエリアでは夕マヅメ前に1ヒットあったものの、足元でバラシ。結局、園全体でも午後の青物釣果はなかったようだ。
タチウオ釣りへ転戦
日没前からタチウオ釣りの準備に取りかかった。「タッチポン陸 オールグロー(夜光)」14g(三宅商店)に、釣れた小型のエソをエサとしてセット。同行者には「タッチポン陸 マットスピネルインパクト」14g(三宅商店)にドジョウを付けて渡した。
タチウオ狙いのアングラーは、園全体で20人近くいたという。しかし、周囲がすっかり暗くなっても、誰の竿も曲がらない。
閉園間際に本命タチウオヒット!
前回開園日のタチウオは、たまたま釣れただけだったのか。そんな思いがよぎった18時22分、同行者が声を上げた。見ると、指3本強のタチウオを抜き上げたところだった。同行者にとって初めてのタチウオ。エリアファーストタチウオに周囲も沸いた。
筆者も続けとキャストを繰り返し、閉園17分前の18時43分、ついに自身3年ぶりとなる南港タチウオをキャッチできた。前回開園日に続いてタチウオが上がったことで、「南港タチウオ開幕」と呼んでもよいのではないだろうか。
南港では2023年を最後に、2年間タチウオの釣果が途絶えていた。今回の連日釣果に、南港アングラー界隈も大いに沸いた。この日、園内で確認できたタチウオの釣果は2本だけだったという。
もう湾奥にタチウオは来ないかと(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)南港魚つり園タチウオ釣り動画
連日のタチウオキャッチ!
翌日10月9日(金)は前日より風が強く、波立っており、魚の気配を感じさせる状況だった。13時39分、いつものワンピッチジャークからの速巻きで早々にヒット。しかし、またしても足元での抜き上げに失敗し、バラしてしまった。周囲の様子や釣果情報を見ていると、今年はバラシが目立つように感じる。
サイズが小さいことも影響しているのだろうか。ドラグをさらに緩めるべきか、悩ましいところだ。潮止まりが日没と重なるため、17時30分にはタチウオ釣りの準備を済ませた。時合いを待ち、18時過ぎから本格的にキャストを開始。
18時16分、途中から軽くかじるような反応や、わずかに食い上げるような感触があった。そして手前で待望のバイト。フッキングは決まったものの、抜き上げの途中でバラしてしまった。
すぐさまキャストし直し、手前の同じあたりに差しかかったところで再びヒット。今度はしっかりと抜き上げ、連日の南港タチウオをキャッチできた。サイズは指3本程度だった。
時合いが始まるのは閉園前(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)今後、水温が低下し、西寄りの風に変わってくれば、青物もタチウオもさらに狙いやすくなりそうだ。今度こそ、南港の秋シーズン本格開幕に期待したい。
<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>
南港魚つり園 護岸



