強烈な引きの正体は「大型ボラ」! 夕方に41cm本命クロダイ手中でリベンジ【乙浜港】

強烈な引きの正体は「大型ボラ」! 夕方に41cm本命クロダイ手中でリベンジ【乙浜港】

シルバーウィークの9月22日(火・祝)、台風一過の濁り潮を狙って、南房・乙浜港へクロダイ狙いで釣行した。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

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堤防釣り 海釣り

乙浜港でクロダイフカセ釣り

港内でじっくり竿を出し、潮の変化を見ながら本命を待つプラン。台風25号が通過した直後で、天気は晴れ。東風がやや強く吹く予報。

到着したのは昼ごろ。シルバーウィークということもあり、すでに竿を出している釣り人の姿がちらほら見える。久しぶりに広がる青空を見ると、自然と気分も高まってくる。

強烈な引きの正体は「大型ボラ」! 夕方に41cm本命クロダイ手中でリベンジ【乙浜港】乙浜港の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

当日は中潮で、館山地区は15時20分に潮位132cmで満潮を迎える。これから上げ潮が進み、その後は下げ潮へと転じるタイミング。潮の変化を意識しながら、半日の釣りを組み立てることにした。

港内を見渡すと、台風と大雨の影響でほどよい濁りが入っている。クロダイを狙うには雰囲気十分で、期待を膨らませながら準備を進める。まきエサはオキアミ3kgに、マルキユーのチヌパワームギスペシャルとナンバー湾チヌⅡを各1袋配合。付けエサは生オキアミと練りエサを用意した。

多彩なゲストがヒット

まず、水深を測り、海底スレスレのタナ5m前後を狙っていく。海面にはボラの姿が見えるものの、生オキアミはしっかり残って戻ってくる。ここは焦らず、回遊してくる本命を待つことにした。

やや強い風が吹いているため、立ちウキのトップを少し押さえ気味に調整。仕掛けを潮に乗せながらじっくり待っていると、突然ウキがスポンと海中へ消えた。すかさずアワセを入れると、軽い手応えで上がってきたのは小さなマダイ。ハリを飲み込んでいなかったので、素早くリリース。

強烈な引きの正体は「大型ボラ」! 夕方に41cm本命クロダイ手中でリベンジ【乙浜港】ヘダイも登場(提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

このあと、同魚やフグが多く、アタリ自体はひん繁に出る。しかし、付けエサが残らない状態が続いたため、練りエサへ変更。すると、多少エサ持ちがよくなり、生オキアミと交互に使い分けながら本命を狙っていく。

クロダイが寄ってくることを信じ、のんびり構えてアタリを待つ時間は、この釣りの楽しさの一つ。やがて、クロダイの幼魚やヘダイ、コトヒキなどが姿を見せ、立ちウキに次々と出る多彩なアタリを楽しむことができた。

強烈なヒット正体は?

しばらくして、ウキが勢いよく消し込んだ。素早くアワセを入れると、今度はこれまでとは明らかに違う重量感が竿を通して伝わってくる。竿は大きく絞り込まれ、魚は一気に沖へ走りだす。

「これは本命かもしれない」、そう思った瞬間、近くで釣りをしていた人たちがこちらの様子に気づき、次第にギャラリーが集まってきた。「クロダイかな」と、期待の視線が注がれるなか、魚とのやりとりが続く。すぐにリールのレバーブレーキを開放してミチイトを送り、何度か走らせながら慎重に距離を詰めていく。

大型のボラが登場

ようやく魚が浮いてきたところで、海面に姿を見せたのは大型のボラ。強烈な引きに周囲の期待が一気に高まっていただけに、まさかの結末に思わず苦笑い。ギャラリーも肩透かしを食らったような雰囲気となった。

それでも、この時点で魚の活性が高いことは間違いない。夕刻が近づき、潮は満潮から下げへと変わり始めていた。ここで水深を測り直し、狙うポイントをさらに絞り込む。

本命41cmクロダイをキャッチ

まきエサをテンポよく打ち返して魚を寄せ、最後のチャンスに期待して仕掛けを投入。すると、それまで残らなかった付けエサがきれいに戻ってきた。海の中の状況が変わったことを感じ、エサを生オキアミに戻して再び仕掛けを投入。

ウキがスッと押さえ込まれるアタリ。迷わずアワセを入れると、竿先からグングンと伝わってくるクロダイ特有の力強い引き。先ほどのボラとは違う確かな重量感に、今度こそ本命だと確信。慎重に竿を操りながら、魚を少しずつ足下へ誘導する。

強烈な引きの正体は「大型ボラ」! 夕方に41cm本命クロダイ手中でリベンジ【乙浜港】クロダイ41cmキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛)

海中にいぶし銀に輝く魚体が見えた瞬間、先ほどまで集まっていたギャラリーから、「クロダイだ!」と声が上がる。堤防際に注意しながら最後は無事にタモへ収める。検量すると41cm。いかつい顔つきと筋肉質な魚体。

その後は本命からの追加アタリはなく、時間だけが過ぎていく。18時になると次第にウキが見づらくなってきたため、釣り座をきれいに洗い流して納竿した。

<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
乙浜港
この記事は『週刊つりニュース関東版』2026年10月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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